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2021/2/15 時代の流れに取り残されず、キャリアを積むには

【時代の流れに取り残されず、キャリアを積むには】

近年、「パラレルキャリア」の捉えられ方が変化しています。

一昔前はパラレルキャリアと言えば、

「専門性がないんじゃない?」
「怪しそう……」

などという声が返ってきましたが、ここ10年間で、

「多様な視点を持つ人」
「貴重な人材」

などと評価されるようになりました。


間違えてはいけないのが、パラレルキャリアは「色んなことを広く浅くやっている」ことを指すのではありません。自分探しの段階のことを指すのでもありません。

「キャリアになる」ということには、一定期間その分野の仕事を継続していることが必須です。
パラレルキャリアを名乗ることも同じで、「一定以上の期間をパラレルキャリアで継続し続けていること」が条件になります。


そんなパラレルキャリアを名乗る人々の中には、コンサルタントファームにいる人、クリエイター、プロデューサーといった人々も一定数います。

パラレルキャリアを継続しているということは、ある程度年齢を重ねている人も多くなりますが、彼らが一番大事にしていることは「実践し続けること」です。

年齢を重ねるにつれて、現場に出なくなる、現場で実践を積むことなく、指示出しなどの抽象的な動きに移行する人は多くいます。


しかし、それではこれからの時代は通用しません。


なぜなら、これからの時代は、現場のスピード感やインフラの動きがとても早くなるからです。時代を先取りしている子どもたちの情報スピード、デバイスもどんどん移り変わっています。彼らは時代への順応速度がとても早いのです。

それと同じようなことが、社会の中でも起こっています。

学校や塾などの教育現場では、かつて現場にいた人がやがて司令塔になることが慣例でしたが、今ではうまくいかなくなりつつあります。

子どもたちと接する現場は特に、3年世の中の流れに取り残されると致命傷、10年前は大昔、ということになります。

「現場」が一番大切なのです。多様な人と対話を重ね、多様な業界に触れること。そして、社会の流れを的確に読むスキルをアップデートさせていくことを大切にしなければなりません。

これまでは時代の流れの影響を受けづらかった業界でさえ、世の中との剥離が生じ始めています。


現場経験を持ち、プレイングマネージャー的に現場に携わり続ける、ミドルアウトマネージャー。そういう人の価値は、これからどんどん上がっていくと思われます。

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