無印良品は、仕組みが9割
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tomoです。
ビジネス書紹介のお時間です。
「無印良品は、仕組みが9割」 著者 良品計画会長 松井忠三
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仕組み(マニュアル)を作れ
無印良品の強さの源は ”徹底した仕組みづくりとマニュアル化” である。
38億円の赤字になった時期に松井氏は良品計画の社長に就きました。
そこで出した解決策は ”仕組み” です。
”仕組みを作れば、どんな時代でも勝てる組織の風土を作りあげられる”
そう仰っています。
竹花さんも「仕組みを作れ!」と仰っています。ニュアンスは違いますが、
本質は近いものがあるかなと感じます。
仕組みを作る5つのメリット
①経験と知恵が蓄積(→成果が出やすい)
②改善を繰り返し組織が進化(→経営が盤石に)
③社員教育の効率化(→モチベーションUP)
④理念の統一(→お客様の利益に)
⑤仕事の本質を見直せる(→業務を前向きに)
1つ1つ分かりやすく説明していきます。
具体的な効果
①知恵を共有する
MUJIGRAM(ムジグラム)は本部だけで作るのではなく、現場で働いている
スタッフの知恵を吸い上げて1つにまとめているそうです。
これにより、優れた知識や経験を全員で共有することができます。
※MUJIGRAMとは無印良品のマニュアルのことです。
②標準なくして、改善なし
マニュアル作り=仕事を標準化させることです。
同じ業務を誰が行っても、同じようにできるようにする。さらに、
改善していくと、組織全体が進化する。
つまり、”基本となる標準を固めず、改善しようとしても、意味がない”
ということです。
③「上司の背中だけを見て育つ」文化との決別
変化の早い現代では、上司が部下に教える時間が取れないのが
現状です。マニュアルという目に見える形にすれば、効率的に
指導できるようになるということです。
④チーム員の顔の向きを揃える
それぞれの業務で何のためにするのか、理念(目的)は非常に大事です。
理念をマニュアルに明記すれば、それぞれで勝手な判断はしなくなり、
仕事のブレがなくなるということです。
⑤「仕事の本質」を見直せる
マニュアルを作る段階で、何気なくしている作業を見直します。
例えば、残業を減らすにはどうすればいいか、自分が行っている業務は必要
なのか。そうやって考える内に・・・
「どのように働くべきか」、「何のために働くか」など
仕事の本質に近づいてくるそうです。
マニュアル作りは、”仕事の仕方や姿勢を深く掘り下げるきっかけ”に
なるということです。
最後に
「マニュアル」と聞くと、何か嫌な感じしません?
この本を読んで印象が変わりましたね!
この本を読んで感じたのは、仕組み(マニュアル)を作ることで、
どんな時代でも生き残れる ”強い” 企業になるということ。
そして、一番重要なことは、”現場の人” がマニュアルを作る
ということ。
現場を知らない上の人がマニュアルを作っても意味ありませんから。
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