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理学療法士、ギランバレーになる

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※過去の記事を書き直しています。 さらに読みやすく、伝わりやすくと修整しております。 理学療法士1年目で神経難病のギランバレー症候群になり、患者の立場となる。 突如、歩けなく…
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#当事者研究

⑦遠すぎるゴールは辛い

⑦遠すぎるゴールは辛い

遠すぎる目標私が倒れる少し前から臨床実習で理学療法の学生がきていました。

私のリハビリが始まった頃にもまだいて、職員だからということで理学療法評価の練習台によくなっていました。

筋力を測ったりとかですね。

よく見学にも来ていたんですが、ある時こんな質問をされました。

『治ったら何のスポーツがしたいですすか?』   

スポーツ…?  
ちなみに私はスポーツをしたいとは一言も言っていません。

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②受け止めきれない歩けないという現実



①昨日まで理学療法士、今日から患者 https://note.mu/moritomo219/n/n136bd67f40e0
こちらの続きです

【初めて介助される側になる】倒れてから看護師さんになんとか抱えられてナースステーションの休憩室に入った私。その時も脚に力が入らないから、砕けるように床に倒れました。

そしてソファに寝かせてもらいました。

病棟から連絡がいったようで、リハビリ科の上司

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①昨日まで理学療法士、今日から患者



【プロローグ】「理学療法士になる」

そう決めたのは高校2年の終わりがけ。

私が通っていた高校はある大学の付属高校であったため、内部推薦で大学に上がる人が多いとういう環境でした。

私もそのつもりでした。

何となく生物や環境に興味があったので農学部にいくつもりでした。

私は中学から高校まで剣道をやっていました。

入ってから知ったけど、県内ではまぁまぁ上位にくる高校だった笑

高校で部活

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