地域おこし協力隊はリーダーか

地域おこし協力隊はリーダーか

あみ

昨日、活動地区の方々に現状の報告、相談してまわった。1時間半〜2時間ずつくらい話した。

そもそも地域おこし協力隊がどういう趣旨の制度なのか、というところからお話した。

それと森づくりをメインテーマとする自分の活動に対する想いも。

特に頻繁に会っていた、おじちゃん以外は

このそもそものところを誰もご存知なかった。

三年後にこの地域に残って生活していくための足掛かりとする、定住のための制度だということを、みんな知らなかった。

三年したら他所のところに行くんだと思っていた、と。

「三年後に自分で起業して食べて行けるようにしなきゃいけないのか、そりゃ時間ないわ。」

と話されていた。

また地域づくりへの想いなどお話していくなかで、この坂井原という所について、

「この地域に連携する人なんておりゃーせんよ!

自分が自分がのひとばかりよ、だからまとまりがないんよ!」

「若い世代(30〜40代)は忙しくて地域のことなんかしにゃーせんわ。

地域のことしよー思うたらしんどいことしかないよ、楽しいなんて求めちゃいけん。

10年20年掛かるんだから、焦らずやりんさい。

まずは高齢者サロンに顔出して、女性部にも入れてもらいなさい。」

話をしていくと、地域のことを引っ張ってくれる若い世代がいないから、リーダーとしてこの地域を引っ張ってくれるひとを求めているということがわかった。

「地元のひとが一緒にやろう!って動かないのに、外から来た私がひとりでやるなんて到底できることではない、やれる気がしない」と正直な気持ちをお伝えした。

すると、

「そんな気持ちならやめたほうがいい!」と。

地域に馴染みながら、地域の一員として定住することで地域が少しでも活性化することに繋がればという想いだったし、移住促進につながるきっかけを作りたい、それはできるかなと思っていた。

けど、リーダーになるつもりで来た訳ではなかったので、かなり戸惑ったのが正直な気持ちだ。

だけど、この地域は自主的に地域づくりに関わる若者がいないから、60〜70代がなんとかがんばっていて、だけどみんなで連携ではなくそれぞれ。そういう現状だから、みんな誰か若いひとに地域のことをやってほしいと思っている。

今回地域の求めるものがはっきりわかった。

地域との話し合いの場を持てたことは非常に大事なことだったと思う。お互いのニーズがわからなければ一緒に作りあげていくことは難しいから。

さて、ニーズがわかったけれど、

想いが全く噛み合っていないようだ。

地域に一緒につくっていこう!という想いがあってこそ、地域おこし協力隊が活かされると思っている。

正直、期待があまりに大きすぎる。

連携のない地域で連携を求められるのは、出口のない迷路に、大海原にポンとひとり放り出されたような気持ちだ。

期待に添えればよかったけど、力不足である。

わたしは、自分の特性を活かして地域と関わっていきたいと思っていた。それができる地域だと思って、応援してくれるひとも実際いたから本当にありがたい気持ちだった。

次世代につなぐ自然を活かした地域づくりがしたかった。森づくりは私にとって大事な活動テーマだった。しかし、地域にそれは必要ないとのことだった。

地域との想いと、制度の意図や、私の想いとは噛み合わなかったけど…

坂井原は優しい、素敵なひとばかりだ。

坂井原がどんどん居心地よくなっていた。みなさん、他所から入ってきた私にとてもよくしてくださった。

優しいから、子育て世代をサポートしようと、60〜70代ががんばっている。期待できないとなんとかがんばってこられたようだ。

やっと、地域のことを、やってくれるひとが来たと思って期待されたようだ。

だから、

ご期待に応えることができず、残念な想いでいっぱいだ。

地域との想いのボタンのかけ違いのこと、

この一週間悩み抜いた。

正直めちゃくちゃしんどかった。期待に応えたい自分がいたから。

だけど、あまりに期待が大きかった。

しかし、この三原に来たからこその、素敵な出会いがたくさん、たくさんあった。

この機会をいただけたことは宝だったと思う。

いい経験ができたこと、素敵なひとにたくさん出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいだ。

ありがとうございました。


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あみ
今年のテーマは森づくりでつながる笑顔の環(わ)です。 すきなものはうた、発酵、森、すっぱい沢庵。