めっちゃ使えるマルチホルダーできました!
こんにちは 広報担当のカツです。
前回に引き続きハッピーパーツデーについてお伝えいたします。
前回の記事はこちら▼
当日はPRブースを設け、ホックの打ち付けをしてマルチホルダーの製作体験をしてもらいました。
今回は、そのマルチホルダーについて開発に携わったYさんにお話を聞いてきました。
PRブースで何を作る??
カツ:はじめに、マルチホルダーが決まった経緯を教えてください。
Yさん:昨年もPRブースを出展しましたが、その時に行ったグラブホルダーのホック打ち付け体験が好評だったことから、今年も継続して「ホックの打ち付け体験をしよう」という方向性ではありました。
しかし、昨年のグラブホルダーだと
という意見があったので、それならば、
となりました。
カツ:グラブホルダー、マルチホルダーそれぞれの使用方法について教えてください。
Yさん:グラブホルダーはリュック等にグローブを吊り下げられることを第一に考えて作ったものです。
マルチホルダーはグローブ以外の物でも吊り下げられるようにデザインを改良したものになります。トートバッグやパンツにキーリングのようにしても使っていただけます。
ズバリ!ここがリニューアル!!
カツ:グラブホルダーとマルチホルダーどちらもベースは同じだと思いますが、どのような部分を変更したのでしょうか?
Yさん:大きな変更点は3つあります。
まず1つ目が、カラビナパーツをシンプルにしました。変更したことでパンツにも合わせやすくなり、軽量にもなっています。
2つ目は、グラブホルダーと比較して長さを10㎝ほど短くしました。お子様も使うことを考えて「吊り下げた物を引きずってしまう」等のリスクを短くすることで軽減できると思ったからです。また、長さを変更したことで見た目もスッキリしたと思います。
3つ目は使用するホックを「タッチホック」から「ユーレックス」に変更したことです。これがイチバンこだわった部分ですかね。
カツ:そうなんですね。イチバンこだわった「ユーレックス」というホックについて、どんなところがこだわりなのか教えてもらえますか?
Yさん:ズバリ!【機能性】と【デザイン性】です。
ユーレックスとは
Yさん:去年使った「タッチホック」は着脱の際に真ん中の部分をグッと押さないと外れない仕組みになっています。外れにくい点はグラブホルダーにぴったりなのですが、結構強い力で押さないといけません。お子様や女性には、ホックを外すときに負担になってしまうかもと思いました。
「ユーレックス」はスライドさせることで留まるホックです。吊り下げる物の重量に耐えて外れにくいことはもちろん、外したい時にもスライドさせるだけなので誰でも扱いやすいホックだと思い採用しました。
カツ:なるほど。スライドして留める【機能性】のあるホックなんですね。一般的にはあまり見ないように思いますが、ユーレックスは普段どのようなものに採用されているんですか?
Yさん:介護業界・医療業界で採用いただいています。すこし変わっているので、社内でもあまり知られていないホックです。「よい機能を持っているのにあまり日の目を見ないな・・・」と以前から感じていました。なので、今回のマルチホルダーで「こんなホックがあるんだ」「こんな使い方もできるんだ」と多くの方に知っていただくキッカケになればうれしいです。
カツ:社内の営業担当でも「こんなホックがあるんだ!」と言っている人もいましたね(笑)えっ?よく見たら、このホックの表面にバッファローズのロゴがありますよ?!
Yさん:はい、気づきましたね。【デザイン】でこだわった部分です。この日のために作りました。
ホックの表面にバファローズのロゴを凹刻印しています。さらに、凹刻印で凹んだ部分に塗装を流し込むことでロゴを強調して【特別感】を出しました。
しかし、打ち付けで圧力がかかると、流し込んだ塗装が割れてしまうことがあるので、塗装が割れない力加減で、しかも、ホックが取れない打ち付け圧力に調整する必要があって…これには苦労しましたね。
カツ:知らないところでそんな苦労があったのですね。こだわりが詰まったマルチホルダーすごくかっこいいです。
ホック打ち付け体験をとおして
カツ:当日のPRブースは行列ができるほど賑わっていましたね。多くの方々と交流されたと思いますが、いかがでしたか?
Yさん:率直に楽しかったです。『こんなホックもあるんだ』『このホックかっこいい』と言ってくださった方もいて、「ユーレックスを選んで良かったな」って思いました。
また、打ち付け体験をしてくださった方の中に昨年のグラブホルダーを持っている人もいて、たった1日の私たちのイベントがその人の【特別】になっていると実感することができましたね。
カツ:Yさん自身も楽しみながら、できたみたいで良かったです。本日はありがとうございました。
インタビューを終えて
Yさんへのインタビューをとおして、マルチホルダーひとつでも、こんなにこだわりが詰まっていたのだと改めて感じました。
これからも、モリトらしいこだわりを大切に、【特別】だと思ってもらえる商品を”あたりまえ”に作っていけるよう、精進していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回が初登場!の広報担当カツでした。