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2021/08/18 即興詩「蜘蛛の生き様」

人が思うよりも
早く編まれるその糸は
私のため
あなたのため
生きるための知恵

じっくりと糸をたどり
ひっそりと獲物を睨む
その緊張感漂う
空間 時間 瞬間は
まさしく生そのもの

その捕食の姿を
残酷に思うだろうか
鉄の板の上で肉を焼く我々が
同じことが言えようか

時間を味わいながら
決して同じ巣は編まない
昨日と今日が
違う道であることを
彼らは知っているから

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大阪で感染者2000人超え。
自分は幸いまだかかっていないものの、何が起こってもおかしくねぇなあと思いながら今日も購入物を除菌液で拭く。

なんだろうか。
疫病ってもしかして、その時代の人間は一回くらい罹った方がいいのだろうか。
そのくらいの勢いで止めどなく広がっていく。
人の意識の低さなどではなく、純粋に感染力の強さに脱帽するしかない。

やるだけのことはやるし気は抜くつもりはないが、暖簾に腕押し感は否めない。

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