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【即興詩】2022/11/17「unnecessary parallel lines」

昨夜 言い合いした
あの時間を思い出しながら
プロットを辿るように
言葉の一つ一つを噛み締める

変わらないなと思うのは
伝わらないことに腹を立て
わかろうとしなかった自分を正当化し
また同じ過ちを犯したと嘆くルーティン

いつまでこんなことをやるんだろう
自分が身を引けばそれで済むのに
引けないのはなぜ?

自分に生まれているこの感情を
本当に否定しているのは誰?

問いが解けそうなのに
本当はもう解けているのに
実際は問いなど存在しないのに

また私は
亡霊のような妄想に
付き合っては くたびれる

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