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ヨガ初心者のためのヨガ哲学①〜ヨーガ・スートラ・イントロダクション

ヨガにもオンラインの波が!

外出規制により、オンラインでヨガを始めて経験された方など増えてきているのではないでしょうか。

僕はご縁をいただきYouTube Liveでレッスンをさせていただきました、200人以上に参加していただきました。目の前に人いないの慣れないし、全然しゃべれなかったです。。

はじめたての方が感じることだと思うのですが、ヨガってストレッチやエクササイズとかと、ちょっと違いませんか?

綺麗なお姉さん先生が哲学的なことや、お坊さんみたいなことを話したりとか。こころや魂の事にまで踏み込みます。

それもそのはず、ヨガ(インドではヨーガ、みたいに発音します)はインド発祥の伝統的・宗教的な修業法でした。だからスピリチュアルな感じ、宗教的だったりするのです。からだを健康にするためのエクササイズとはすこし毛色が違いますよね。

ヨガってなんなの?

じゃあヨガって宗教なの?哲学なの?と思う方もいるかもしれませんが、宗教と哲学の「間にあるもの」と考えられています(たぶん)。

「インド六派哲学」の中にヨーガ学派ってのがあるんですよ。つまり哲学、とも言える。

一方で、バラモン教、ジャイナ教、ヒンドゥ教、仏教などの人たちは、ヨガの行法を取り入れたりしています。ブッダさんも元々はヨガを勉強していました。インドの宗教とも密接な関係があると。

ヨガ哲学の本、日本では「インテグラル・ヨーガ」というものが広く読まれています。でも哲学って難しいし、とっつきにくいですよね。

ですので、このシリーズでは一般の人にも分かりやすいように書いてみたいと思います。
触りだけでもなんとなく知っておくと、ヨガをするときに役に立つかもしれません。(立たないかもしれません。)

「インテグラル・ヨーガ」とはどういう本なのか?

今回ざっとまとめてしまおうと思っているこの本は、インドのサッチダーナンダ先生が、弟子に向かって打ち解けた感じで「ヨーガ・スートラ」について解説した講話を基にして構成されています。

(ヨーガ・スートラの解説はさまざまな方が行っていますが、この「インテグラル・ヨーガ」は仏教よりの視点で解説している感じがします。だから日本人にも広く読まれているのではないかと。)

「ヨーガ・スートラ」とはなんぞや?

ヨーガ・スートラとはけっこう昔(紀元前3〜6世紀)にインドの「パタンジャリさん」という人が説いた「ヨガの根本教典」(と言われている)、言うなれば「ヨガのレシピブック」みたいなものです。
スートラ、とは「糸」という意味で、短い文章がただ続いていきます。
瑜伽経(ゆがきょう)とも言われる、インドのお経でございます。

「パタンジャリさん」って誰なの?

パタンジャリさんは文法学者だったそうですが、はっきりしたことは分かっていません。
ただ、「ヨーガ・スートラ」はもともと昔からあったヨーガの思想と行法を、系統づけて編纂しただけだと言われています。
当時は、こんな感じでポーズしたらよかったで〜とかって、みんなでシェアしあったりしてたんでしょうか。
パタンジャリさん自身が書いたのではなく、解説するのを弟子たちが必死になって速記でメモしたものだそうです。

イエスもブッダもソクラテスも孔子も、本とか書いていないですよね。書いたものって、読み手によって意味の捉え方が変わりやすいからかもしれませんね。
みんな1対1、あるいは1対何人か、の対話を大事にしていました。

話が逸れました。

「ヨーガ・スートラ」ってどういう内容なの?

4章、195の文章(スートラ)からできています。

第1章は51節。サマーディ・パダ(三昧部門)

パダとは手足という意味。4つの手足でできています。

まずはヨガとはこういうものである!という定義から始まります。
なににしても定義は大事ですよね。サッカーは手を使わないスポーツである、肉じゃがはお肉とじゃがいもじゃなきゃ、みたいな感じです。

ちなみに「ヨーガ・スートラ」には、いきなり

「心の作用を止滅することがヨーガである。」

と書かれています。なぜ止滅?怖い!

第2章は55節。サーダナ・パダ(実修部門)

ヨガの材料が書いてあります。これが入ってたらヨガだよ〜という感じですかね。日常生活でウソつかない、とか盗まないとかそんなことが書かれています。
(ヨガをやってる人は聞いたことがあるかもしれない、ヤマ・ニヤマ・アーサナ・プラーナーヤーマ、プラティヤーハラなどについてです。)

第3章も55節。ヴィブーティ・パダ(成就部門)

ここにもヨガの材料が。瞑想についても書かれています。集中と瞑想の違い、とか。(ダーラナー・ディヤーナ・サマーディなどについてです。)あとはヨガやってたらスピリチュアルな能力つくかもしれないけど、それは目的ではないわよ、みたいなことも書かれています。

第4章は34節。カイヴァリヤ・パダ(絶対部門)

最後に補足。、、と思ってぼくは読み飛ばしていたのですが、大事なことがたくさん書いてあります。

カルマについて。二元性を超えることについて。良い欲望を持つこと。エゴを手放して献身的に生活すること。などなど。

そして最後にサッチダーナンダ先生いわく、

私自身としては、本当はわれわれには聖典は要らないと感じている。生活の全てが開かれた書物、すなわち聖典である。それを読もう。土を掘りながら、木を挽きながら、あるいは食物を調理しながら、学ぼう。日々の生活から学べなくて、どのように聖典を理解しようというのだ?

Oh、最後にそれ言っちゃうんですね。でもほんとそうですよね。

哲学を知って、おいしいヨガライフを!

なんだかんだ言っても、使ってある素材や、生産者の背景を知ってるとご飯もおいしいですよね。

ヨガも歴史や哲学をなんとなくでも知って、レッスンを受けるとより楽しめるかもしれません。

次回からは1章をいくつかに分けて。「心の作用を止滅?ヨガの定義って何ですか!」みたいなテーマでお送りします。

めるくまーる社より、新版が出てますね!↓

【追記】続きはまたいつか書こうと思います。そんなに楽しい内容ではないんですよね。。

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ありがとうございます^^
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自分の欲と世の中に嫌気がさして出家しようとしたり。修業してたら座るのきつくなってヨガを始めたり。宮崎→熊本→京都→いま熊本にいてます。いろんなことに興味津々。https://www.youtube.com/channel/UC0nVSoi2h1opmMxDq63j54g
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