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できる営業マンが"寄り道"をする理由

こんにちは!

コロナウイルス感染拡大によって人との接触を極力避ける方向で社会は動き出しています。そんな中でも営業マンは日々お客様を訪問して営業活動を行っています。

私の上司で社長は、この道40年の大ベテラン。昨年の4月までずっと第一線で戦ってこられました。現在、営業マンとしてのノウハウをたくさん学ばせてもらっています。さて、この社長と営業先へ同行するにあたり暗黙のルールがあります。それは遠方でない限り”カーナビを使用しないこと”です。

今やほとんどの営業マンはカーナビを頼りに営業活動を行うようになりました。当然ナビに指示された道を進むのですが、これに慣れてしまうと問題が発生します。

”道を覚えれない” ”地名がわからない”

一見、道を覚えている必要も、地名を覚えている必要もないような気がしませんか?これまで通りカーナビに目的地を入れてそれに従っていればいいのではないかと。

しかし、そんな貧弱な意見を言う人には”喝”です。社長のお説教が始まります。そんな他人(機械)任せな人生を送っているようでは一流の営業マンにはなれません。

カーナビの道を当てにしてはいけない

カーナビが案内する道はいわば”王道”です。ここを通っていれば間違いない道が選択されます。つまり、カーナビを元に運転する人がたくさんいればいるほど、その同じ道を案内されることになり、道が混雑するのは当然の結果です

それだけではなく、仮に隣に誰か乗車していて「トイレに行きたい」「コンビニに行きたい」などリクエストを受けたときに、臨機応変に対応することができません。何かトラブルが起こっても即座に対応する力がないので損する側になってしまいます。

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”道を覚えている” ”地名を覚えている”

では、どうすればいいのか。簡単です。道・地名を覚えてしまうことです。覚えるためには、カーナビを使わずに目的地に行けばいいのです。

しかし、ここでまた問題に直面します。目的地にカーナビを使わずに行くだけでは同じ道しか覚えることができません。「この角を曲がって、ここを直進して、、」と同じルートを反復するばかり。これでは道を覚えたとは言えません。

寄り道をする理由

目的地にカーナビを使わずにいつもの道で行くだけではダメだとすれば、次は寄り道が必要になってきます。"寄り道"をすることで「あっこの道とこの道が繋がっているんだ」という新たな発見をすることが可能となり、道・地名を覚えるきっかけになるのです。

そのためにも寄り道して遅刻しない時間設定を心がけて余裕のあるスケジュールを立てることをおすすめします。

まとめ

冒頭でも述べた通り、現在私はカーナビなしで寄り道ばかりをしてお客様の元へと訪問を繰り返しています。そのおかげで、大阪市内の道はかなり詳しくなったのではないでしょうか。梅田から天王寺までの道のりで車幅ギリギリの高架下を通るルートを使用する人はそこまで多くはないと思います。

社長は語ります。

道を制するものは、人生を制する。営業マンたるもの道の1つや2つ、どころかすべて知っておきなさい!

ありがとうございます!