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【1分記事】デザイン経営とパーパス

デザイン経営について調べたが、
「ん?パーパスってなに?」
ってなった方にご覧いただきたい記事です。

戦略デザイナーの森田です。
中小企業のデザイン経営について執筆した論文(2021)を、
分かりやすい言葉で、誰でも理解できる内容にまとめ直しています。
森田昌希プロフィールついてはこちら


●パーパス

パーパスとは、企業の存在理由や意義のことです。

ではビジョンや理念とパーパスは何が異なるのでしょうか

ビジョンや理念は、企業のあるべき姿を企業の目線(1人称)で言語化したもの。

パーパスは、企業が社会に存在する理由や意義を企業と顧客の目線(2人称)で言語化したもの。

この2人称の概念がデザイン思考そのものであり、デザイン経営の源泉であると考えています。

デザイン経営


●パーパスとデザイン経営

パーパスとデザイン経営の概念図です。

(出所:『これからのデザイン経営』永井,2021,p.64.より引用)

企業の存在意義をベースに醸成された文化を源泉に、

市場と共感して創造した付加価値が、

ブランドやイノベーションになる。

この一連の流れがデザイン経営です。

しかし、あくまで概念図であり、
実践するプロセスではないと考えています。
特に中小企業では。

組織構造と配置と評価、
などといった仕組みを準備する必要があるのではないでしょうか。

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