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大切な人ほど近くに居ること

真夜中はよく筆が進む。無論のこと、キーボードを打つ、その手が速いだけであるが。今年2020年に入り、去年色々あったことで少しだけでも強く生きられている様な気がしている。周りからはいつも通りに見えているかも知れないけれど、僕にとっては大きな変化だ。

バンドの解散、アコースティック・バンドでの音源制作、ひとりでやると決めた音源制作、旧友との最後の賭け、全てが無駄になっていた。ただ今はそれさえも愛おしくなるぐらいに、全ての失敗が今の自分に繋がっているとしたらどうだろうか。僕は僕を到底責める気にはなれない。

今日作りかけの「スケープ・ゴート」という曲のフルコーラス分の歌詞を書き上げた。机に座って恐らく5分も掛からなかったと思う。それぐらい選んだり、それ異常に相応しい言葉が無かったからだ。

眩い程の希望の中で
きっとどこかで願っている
僕らはいつか終わるのかな
それでもいいと笑ったんだ

もう一度やり直すなら
自分が自分であってほしい
もう二度と離れたくない
僕は僕から逃げられない

思い返せば、バンドが解散する前にとにかく「歌詞が書けない」「メロディが思い付かない」みたいなことがあって、本当に苦しかった。自分が本当にしたいことなのに、それがいちばん自分にとっては苦悩の種になっていた。それからもずっと無為自閉の日々が続く。灯りなんてどこからも差したりしなかったし、寧ろ自分で掴み取るぐらいの勢いが無ければ生きていくのすら困難な状況だった。だから、今日まで自分が生きていることにまずはおめでとうと言いたい。

僕には順番に自慢していきたいぐらいの聴き手が居る。もうあの頃のクソガキがこんなに立派な社会人になったのか、みたいな変な老人の気持ちになる。そうやって同じ経験を一緒に歳を重ねていく感覚をずっと忘れたくないし、そういう気持ちを持ちながらずっとこれからも自分のやれることを出来る範囲で続けていくことをここに誓う。

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niw : Vocal, Guitar, Songwriter

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