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推しへの信仰心が揺らいだオタクのための6のチェックリスト。

いきなりではあるが、私は不真面目な水樹奈々の信者である。

毎週のレギュラーラジオもたまにしか聞かないし、ブログがTwitterのタイムラインに流れてきても、けっこうな割合でスルーしてしまう。

そんな不心得者の私ではあるが、ライブには欠かさず通う。
先週の週末もライブだった。感想はこちらの記事で書いたので、もし興味があれば参照してほしい。 

ということで、
いまオタクとしての意識が猛烈に高まっている。

時刻は深夜2時をまわったところ。いまこの文章を書きながらも、眼前のテレビモニターでは水樹奈々が歌っている。ちなみに場所は武道館だ。最高だ。

今朝通勤するときも、耳のお供は水樹奈々だった。
日曜日のラジオもチェックする気満々だし、ブログは更新のお知らせがTwitterのタイムラインに流れてくるたびにすぐに読んでいる。

ほんとうにわかりやすい。
僕はライブ直後だから、推し(水樹奈々)の愛が高まりまくっているのだ。

しかし、断言するが、1ヶ月後には僕はラジオも聞かずブログも読まずツイッターで水樹奈々に言及することもないだろう。延々とミステリ小説や司馬遼太郎の話をしている可能性が高い。

もちろん、水樹奈々のことは大好きだし、これからもファンでありつづける。そういう確信はある。

けれど、意識は下がるのだどうしても。
ライブの日を頂点に、日に日に意識は低くなっていく。それは避けられないことだ。しまいに、自分がファンであるかどうかもよくわからなくなる。

ライブ前後ではない平時にも、Twitterで楽しそうに水樹奈々の話をしている人たちを眺めて、自分はファンではないのかもしれないと思う。

しかし、またライブの日はやってくる。なんとなく、めんどくさいと思いつつも、とりあえずチケットをとり、とりあえず現場へ向かう。

そして手のひらを返す。
「やっぱり水樹奈々やなあ」
とわかりきった感嘆を口にする。

そういうファンのスタイルをかれこれ10年はつづけている。

こんなことはもうやめにしたいーーとまでは思わないが、もう少し平時もしっかりと水樹奈々の活動を応援したいと思う。

なぜなら、たまに不安になるのだ。
いつか僕は、ライブに行っても「やっぱり水樹奈々やなあ」と手のひらを返せなくなるのではないか、と。

Twitterを覗くと、いつだって水樹奈々の話を楽しそうにしているオタクがたくさんいる。実にすばらしいと思う。
これからもぜひがんばってほしい。皮肉ではない。

しかし、僕のような意識の階層を高低している人たちも存外多いのではないのだろうか。
そういう人たちのために、この記事を書きたい。

これから推しへの愛が消失したときに起こる6の変化をあげていく。
1つでも当てはまる人は意識的にオタクをやっていかないと、あっという間に飽きてしまう――恐れがある。

題して「推しへの信仰心が揺らいだオタクのための6のチェックリスト」だ。

では、行ってみよう。

①ブログやツイッターを見ない

基本中の基本だ。どこかの調査で「ある人物や対象の好感度は、そのものの情報に触れた時間と比例する」みたいな結果がでたらしいが、僕たちはよく見て、よく聞いたものを好きになる。

そういう意味で、ほぼ毎日更新されるブログやツイッターで推しに触れていると勝手に好きになる。だからブログは、いくらクソつまんないネイル今日食った飯の話ばかりでも読み続けなければならない。

そういう意味で、記事とともに自撮りや他撮りをアップしてくれる推しは有能だ。
やっぱりご尊顔がもっとも信仰心を高めてくれる。

➁ラジオを聴かない

ラジコが浸透したので、だいぶ状況が変化したが、きまった時間にきまったチャンネルをかけることは実はかなりむずかしい。
僕のような怠惰が服を着て歩いているような人間には苦行ですらある。

ゆえに、これを習慣化できると強い。逆に、ラジオを聞かなくなることから推しへの興味を消失するまでは、あと二、三歩だ。気をつけよう。

あとシンプルに、推し本人の声を聞くことは、その存在を身近に感じることにつながるので効率がいい。

③出演番組を見ない。

「そもそも出演番組を知らない」ことも含む。これはなにを意味するのか。シンプルに公式ホームページをチェックしていないということだ。

ストーカーはストーキングする相手のゴミを漁る。
最低の比喩だが、あれにはどういう意味があるんだろう。

簡単である。

対象者の「情報」を少しでも知りたいのだ。
推しの「情報」をとりにいく元気がなくなったということは、推しそのものへの興味が失せはじめていることの証左だろう。警戒しよう。

ついでにいえば、推しの新しい挑戦を応援しようという気持ちが失せているので、非常にまずい状況である。

④CDを入荷日に買わない

オリコンのウィークリーチャート1週目の集計日までに推しのCDを買っていないときは、自分の気持ちが冷めていることを認めたほうがいい。

熱心なオタクは推しの躍進を誰よりも願っている。べつに頼まれてもいないのに。彼らにとって、ランキングという客観指標に推しが認められることは、めちゃくちゃに大切だ。

それくらいオタクにとって、推しが世間様から認められること、もっといえば、人気を獲得することは大切である。

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』というマンガあるが、「ほんまそれ」である。ちなみにマンガは読んでいない。

⑤ライブやイベントの先行予約を忘れる

最悪である。何度もやった。

つぎのライブの先行予約というのは、ちょうど意識が底辺をうったときにやってくると相場が決まっている。

予約開始のお知らせが来たことにはギリギリ気づくものの、締め切りまでに申し込めばいいかと思いけっきょく忘れる。
意識の高いファンはきちんと当日に申し込む。それが埋められぬ壁である。

しかし、ライブやイベントに行かなくなったが最後、あなたの意識はリカバリー不能なほどに下がってしまうものだろう。待っているのは、オタク引退だけだ。

⑥音源を聞かない

論外。

長々と書いてきた。
いつの間にか推しへの信仰心が冷めてしまった人は、上のいずれか、あるいはいくつかが当てはまるのではないだろうか。

冷めてしまうものはしかたないが、自分が冷めていっていることを自覚できると、対策の立てかたもあるかもしれない。

信仰心は冷めていないが、ひとつでもチェックが当てはまる人は気をつけよう。
ひとつの意識の低下は、べつの意識の低下を生む。
オタク・デフレスパイラルにはまらないよう気をつけたい。

だが、あまり心配しすぎるのもよくない。
なぜなら、僕は上にあげたチェックリストのすべてに当てはまっているが、いまでも推し(水樹奈々)を推しつづけている
10年選手だ。少しは信頼してもらってもいいだろう。

自分が飽きっぽく、ブログを毎日読むようなまめな性格ではないことを自覚していた。

だから、「まあまあ俺には違う”推し”のスタイルがあるから」と割り切っていた。だからこそ、踏みとどまれていたのかもしれない。

なにかを熱烈に推した経験がない人は、「そうまでして信者になってどうするの?」と思うかもしれない。
どうもしないし、金がかかるだけだ。頼むからほっといてほしい。

だけれど、その充実がなによりも代えがたいことは、だれかを推した経験がある人はわかってくれると思う。

インターネットを見ると、熱心なオタクばかりが目立つ。
そうではない、もう少しカジュアルな形もあってもいいのではという思いを込めて書いた。

「お前もじゅうぶんな狂信者だ」という声が聞こえてきそうだ。

それでは、みなさん、いいオタクライフを。

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