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Reflection Journal 2019年6月17日 朝・夜

爽やかな朝であり、今日から何かが始まる感じである。五感がちょっと敏感になった感じもある。毎月感じるが満月を超えると、身体がすっと楽になる感じがある。エゴ的なものがすっと抜けていく感じがある。
本日、新しいHPも完成して、気分的には非常に盛り上がっている。


1.夢日記
広大な土地の高校での場面である。
6名ぐらいでテーブルを囲んでいる。高校当時付き合っていた彼女と娘がいた。
場面は変わり、広場に体育会メンバーが集まっている。大学時代のラグビーの体格の良い先輩たちがいて、軽く挨拶をしたり、声をかけたりした。上下関係はなく、フラットな感じであった。
帰り道の場面になり、広大な土地であり、田舎の高校から帰路に向かう。4種類ぐらいバスでの帰り方を選択できたが、バスが来ない。マットを敷いて待っている高校生もいたが、僕は少し歩き始めた。高速道路の入り口まで歩き、そこまでいってもバスが来ないため立往生する。
この時の困った感じが、馴染みある感じである。とりあえず前に進んだが、選択が間違ったことに気づき、元に戻るか?前に進むか悩む感じである。その選択さえも、面倒になり、右往左往する感じを鮮明に覚えている。

【夢をひも解く】
馴染みのある感じだと夢では感じたが、実世界では余り感じたことがない感覚である。自分では前に進んでいるつもりが、自分の心の中では、元に戻るか?前に進むか悩んでいるのだろうか。この右往左往感も余り感じたことがないが、ここまで書いて「今の自分だ」という感覚が浮き出てきた。そうか、今右往左往しているか。


2.加藤さんとのセッション(6月10日)の続き

Q:それを改善するアクションプランは何ですか?現代社会を生きていく中で、社会が我々に無駄をさせることを強いている。「無駄な人付き合い」「メールを無駄につかう」「無駄な食事」無駄に飼いならされている。無駄の棚卸しは大切である。無駄をなくすることにどのようなトライを考えているか?
無駄なメールをしない。
自分で自分を忙しくしているのをなくしたい。特に、自分たちで設定しているサービスの単価は、自分たちの固定観念かもしれないので、付加価値を上げる方法=値上げすることを真剣にやりたい。
自分たちを忙しくしてくるお客様に対する接し方を変えたい。


Q: 自分たちを忙しくしてくるお客様に対する接し方は、今後どうしますか?
もりお回答「お客様にしない!(力強く)」
加藤さん「大変すばらしい!!!今のきっぱり回答は気持ちがいい」「冒頭、もりおさんがおっしゃっていた心通じある方とお付き合いを深めるという話と、ここは連動しているのではないでしょうか」
もりお回答「おおお!」

加藤さんのアドバイスにあるように、「心通じるお客様であり、成人発達理論などの世界観」をしっかり共有できるお客様とだけお付き合いをしたい。

【振り返り】
後から振り返ると、自分でもびっくりするぐらい強い口調で話をしている。今更ながら、自分の中で腑に落ちるというか、再度納得した感覚に陥る。今までは良いお客様だとのお付き合いをしてきたが、今後は「心通じるお客様」と関係を深めていきたい。当たり前のことなのだが、自分の中で再度刻み込みたいメッセージである。


Q: 「心通じるお客様」とお付き合いするためにどのような行動をとりますか?
今までと入口を変える。
今までは、人事部長さんとコミュニケーションをしてきた。人事部長の立場から「経営層を変えようとしてきていた」ように感じる。今後は、そこに気づいている「心通じる」社長とお付き合いを深めたい。その方が、その会社・組織を変えるのは簡単だと感じている。
社会構造を変えるために効率がよいツボのような気がする。

【振り返り】
加藤さんとのセッションをやり、自分の心に刻んできると思ってはいたが、再度自分の声を聴くと感じることが全く異なる。セッションを再度聴くのもよいリフレクションになる。


3.「正しさ」と成人発達理論(コラム用の記事)

もう、5年ぐらい前になると思いますが、僧侶・アカシックリ-ダ-であり講師でもある斉藤つうりさんから聞いた言葉が、今なお脳裏に深く焼き付いている。斉藤つうりさんから、人間の本当のとして肉体を守る(生存本能みたいなもの)機能がある、大昔は「他の動物に食べられないように」「餓死しないように」という体を守る機能であったが、現代では「何を守っていると思う」と質問されました。僕を含めて誰も質問には回答できなかったのですが、斉藤つうりさんは「正しさ」という表現をしていました。「正しさ」に余りに固執しすぎると、人間の本質から離れていくというような表現をされていました。

そのときは、深く印象に残ったものの、理解が浅かったのですが、成人発達理論を勉強していくとともに、自分の「正しさ」を守りたい欲求が存在するゆえに、人に苦しさを与えていることを理解できました。成人発達理論によると、自分の「正しさ」を守るために、人間は現実世界をかなり歪めて人間は見ているそうです。ただ、ほとんどの人は、その歪みに気づかないで人生を歩んでいきます。

その「正しさ」を満たす行動とはどのような行動か解説します。それぞれの発達段階に生じる「正しさ」へのこだわりを自分の言葉で表現してみました。

○発達段階2.5:自分は正しくないと危ない
友達関係の中で、友達から仲間外れになりたくないため、自分がいじめの対象にならないために、他のメンバーと同じようにいじめや誰かの悪口に加担する。これによって、自分の身に危険が及ばないことに安心する。

○発達段階3.0:自分は正しさに合わせたい
職場の人間関係の中で、他のメンバーから陰で悪いように言われたくないために、自分の意図とは違うけど、メンバーの意見に合わせる。所属チームの「正しさ」に合わせることで安心できる。

○発達段階3.5:自分の正しさを発揮したい
自分の価値・専門性を発揮したいがために、チームや組織のことは一旦棚に上げて、自分の「正しさ」「価値」「専門性」についての意見を述べしまう。

○発達段階4.0:自分は正しくなければならない
経営者として、管理職として、自分は「正しく」なければならない。よって、部下の意見を押さえつけたり、部下の意見を論理的に否定してしまう。

○4.5:事実に正しさなんかないかも
これまで、「正しい」と思ってきたことも自分の解釈であることに真に気づく。また、ビジネスで一般的に使われている仕組みが機能しないこともあることに気づく。

○発達段階5.0:正しいのも事実・正しくないもの事実
真の意味で多様性を理解する。一人ひとりは違って当たり前だから、それを変えようとしてもしかたがない。

多くの経営者や管理職は、発達段階4.0レベルだと思います。その段階では、論理性は獲得するものの、「自分は正しい」≒「部下は正しくない」「他部門は正しくない」という着眼から逃れられないので、意思決定が滞る・人材育成が進まないなど組織的にも悪影響を与える可能性があります。そんな状況を、経営者や管理職が理論的にでも理解し、自分を客観的に見つめることができれば、少しはマネジメントスタイルが変わってくると思います。

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