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Reflection Journal 2019年7月22日 朝

今朝、娘は林間学校に出発した。10日前から、「あと〇日」と書かれた日めくりカレンダー作って待ち望んでいたので、相当な楽しみなのだろう。子供のように、強烈に楽しみなイベントが減りつつある自分にちょっと寂しさを感じる。一方で、娘のその躍動感はずっと持ち続けられるように親としてサポートしたい。


1.明日から青森に行く
会社のメンバーとの対話が楽しみなこと、青森の自然が楽しみなこと、後は時間がたっぷりあるので、文章を色々書いてみたい。仕事の書き物もあるが、それも楽しみながら書いてみたい。
1つ1つの旅が、自分の中の何かを開放している感じがあり、その体験を通じて、また何かを形にしていきたい。


下記は、自己内省も含めてコラムに表現したものである。

2.不本意な現実と発達エネルギー(コラム用)
『インテグラル理論』(監訳加藤洋平、訳門林奨)のP105に下記のような文章があります。

どんな要因が一人ひとりの変容を促進しうるかを見ていこう。私の考えでは、特に重要な要因は次の四つだ。「達成」「不協和」「洞察」「開放」である。(中略)
変容が起こるためには、一般的に言って、何らかの不調和(Dissonance)が生じなければならない。新たな段階が必死に現れようとしているのだが、昔の段階も捨てられないと必死にしがみついている。そうして個人は、二つの段階の間で引き裂かれ、不調和を感じ、さまざまな方向に引っ張られているのである。

この不調和を、「不本意な現実」と表現してワークショップをやっています。人は現実を自分の発達段階で認識できるように加工して、事実を解釈します。

人は自分の認識の枠で加工できる事実は、問題なしと捉えることができるでしょう。一方で、自分の認識の枠を超えると「問題だ!」「相手が悪い」などと感情は走ります。つまり、問題だと感じる現実は、自分にとって発達のサインだと考えています。

一方で、自分の認識の枠をはるかに超えた事実は、問題だと認識しないと思います。赤ちゃんが、友達関係で悩んだり、道路の渋滞を問題だと思ったりしないのと同じです。若手社員が会社経営について、危機意識がないことも同様かもしれません。

そう考えると、自分の認識のちょっと外にある「問題」に耳を傾け、じっくり向き合うことが発達エネルギーになると考えています。問題を他責化したり、問題で思い悩んだりすることも大切です。しかし、視点を変えて、その問題を通して自分はどのように解釈を変えるのか?どのような行動を選択するのか?を客観的に捉えることができれば、問題を楽しめるような気がします。

逆に、その「問題」を放置したり、自分の解釈を変えないでいたりすると、同じような不協和音がなり続けたり、大きな事故(お客様のクレーム・自分自身の病気など)につながることがあります。『ファインディング・ジョー(英雄の法則)』という映画の中では、「Calling」という表現がされていました。この「Calling」のサインにしっかり耳を傾ける必要があるという表現が印象的でした。

しかし、現実世界では、「でもそれは、」「やはり怖いから」「自信がないから」という言い訳が先行してしまいます。自分もそうですから。そして、「Calling」を放置すると大きな事件になることが分かっていながら、正面切って着手できません。

その後回しをやめることも、一つの発達促進に大切なスキルかもしれません。

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