人生、転職、やり直しゲーム 第1章

【ごめんと謝る】

「ごめん、ごめん」

「ごめんで済んだら警察はいらんわ!」

「ごめん、ちょっと、ムシャクシャしていて」

「自分より弱いものに八つ当たりするなんて最低!
さすがは売れないヘボセールスマンやな!」

「何だと!
てめぇ!俺が我慢して働いているのに!」
俺は本当の事を言われてかっとなった。

「知らんわ。
そんなブラック企業辞めたらええんや」

「みんな、我を捨てて、必死で働いているんだぞ!
この、
Fランバカ大学生がぁぁぁぁ!」

俺は怒りで我を忘れて乱子ちゃんを殴った。
がんっ、
乱子ちゃんがよろけて壁にぶつかった拍子に
横のダーツボードが落ちた。
俺は乱子ちゃんに素早く接近して
反撃の間を与えなかった。
倒れた乱子ちゃんの髪を左手で鷲掴みにして
右手で鼻を狙った。
がつん!
鼻血が俺の拳についたのを見てゾクゾクした。
課長もこんな風に血を出したな。
あいつは、すぐ菅四輝に殴り掛かったが、
乱子ちゃんはうずくまって抵抗しない。
今の乱子ちゃんは課長のかわりだ。
乱子ちゃんを3発殴った後、
俺はカーテンレールに掛かった小さな物干しハンガーから、
カラフルな上下セットの下着をいくつも取った。
乱子ちゃんのはいていたパンツを脱がせて、
乱子ちゃんに、口を開けるよう命令して、
嫌そうに開いた口に履いていたパンツをむりやり押し込んだ。
そのあと次々と物干しの下着を押し込んだ。

「汚いパンツは美味いか?
よく、味わえよー
ケケケケケケケケケケ」

乱子ちゃんは叫ぼうとしたのか
ウーウーうなったが、
うまく呼吸できないのだろう、
顔が赤くなってきて、
俺の手をふりはらい、
口から次々下着を取り出して
マジシャンみたいなことをやらかして
ゲホゲホ咳を始めた。

失敗だ。

どうしようか?

【手をしばって固定する】に進む


【もっと殴って大人しくさせる】に進む


【ゲームの取り扱い説明書を見る】に戻り、
最初からやり直す。

投げ銭大歓迎です。