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【京丹波】田舎ピザのお店「おピザはん」が新オープン

こんにちは、京丹波町担当ライターのみゆぞーです。

今回は京丹波町の富田に2023年3月5日オープンしたばかりの、おピザはんを紹介します。


京丹波町の野菜や肉、特産の食材を使った美味しいピザが食べられるお店です。

こちらは、介護施設「くろまめさん」の敷地の中にオープンしていました。

くろまめさん

おピザはんの隣にある、こちらの平屋の建物が介護施設くろまめさんです。

おピザはんを作ったのも実はこちらのくろまめさん。


デイサービスだなんて思えないくらい「老後はこちらにお世話になりたい..!」と思えるような雰囲気が魅力で、こちらの利用者さんは本当に皆さんイキイキとされている印象(*´﹃`*)

くろまめさん、とっても素敵で全国からも注目されている施設なのでこちらについてもまた後で書きたいと思います。

店内の様子

こちらは一階の様子。オープンから超満員だったので、空いてるお席を撮らせて頂きました。


離れを改築して作られた2階建ての建物で、階段を上がると2階にも席があります。

ゆったりとしたソファー席でくつろげそうなお席に、子連れでも大丈夫なようにお子様用の席もありました。


子供からお年寄りまで過ごせるような細やかな気配りが見えます。

間違えて子供用の椅子に座りそうになったのは内緒です。
こちらは2階席から外を見た風景です。


山に畑に遠くには田んぼ。
軽トラが写りこんでいるのもまさに田舎の風景という感じです。

もう少し気温が暖かくなれば山ももっと緑になって鮮やかな風景になりそうですね。


それからこの写真の窓の下をよーーく見て欲しいんですが、「大根」と書いてあるのがわかりますでしょうか?

大根??と思っていたのですが、帰りに伝票を見た時に、伝票にも大根と書いてあったのです。

席に野菜の名前がついてるのか〜!

なんとも可愛い。他の席にはどんな名前がついてるのかにも注目したいところです。


おばあちゃんのおばんざい

くろまめさんならではのほっこりした雰囲気のメニューについついゆっくりとメニュー表を眺めてしまいました。文字も手書きであたたかさがあります。

日替わりおばんざいは5種盛りです。

この日は

・茶野さんの大根なますの白和え

・こはちゃんのこんにゃくのたいたん

・稲葉のお母さんの漬物

・小芋の素揚げジェノベーゼ

・鶏大根

でした。


別の冊子に「おばあちゃんうまいもんブック」というのが備えつけてあります。そこには利用者さんの生い立ちと共におばんざいの詳細について書いてあり、絵本を読むように楽しむことができます。

(おばあちゃん全員に掲載許可とって回るわけに行かないので写真は撮っておりませんが..)

ピザのメニュー

ピザはこちらの見開きページです。

みずほの卵のビスマルク

畑しめじに目がないので、畑しめじが乗ったビスマルクを注文しました。


大きさは直径27センチくらいでしょうか、写真で見るよりも大きいです。

写真だと分かりにくいですが、みずほの半熟の卵が乗っています。

生地はもちっとしていて、畑しめじはコリコリ。チーズもふんだんに使われていてこれがとっても美味しいんです!

前菜と、1つのピザを2人で食べたんですが量的にはこれで満足でした。

でもよく見ると「食べきれなかったピザはお包みします」と嬉しいサービスのメモが書いてあったので、2つ頼んで残ったら持って帰ってももよかったなあと思いました。

アルコールもありました

ドリンクのページには、ソフトドリンクやコーヒーの他、丹波ワインも載っていて昼からお酒も飲むことができます。

お店ができた経緯

どうして介護施設が飲食店を??

というのが気になるところですよね。

このピザ屋さんを作るにあたってクラウドファンディングを立ち上げておられるため、そちらのページを検索すると、詳しい経緯や思いを読むことができました。


介護者・被介護者がお互いに抱く、しんどいつらいという介護のイメージを変えたいという思いから、「介護」×「田舎暮らし」をテーマに介護事業を設立されたそうです。

同じように「介護の世界を変えたい!」と思っている仲間や応援して下さる方々が集えるピザ屋さんをという目的で作られています。

デイご利用者さんの作品や昔ながらの工芸品などを販売し利用者さんの収入にも繋げたり、京丹波町の野菜やお肉などの特産物を使ったピザ屋さんにすることで地域の活性化に繋げて行くということも目的とされています。


マニュアル化されていない介護サービス

「くろまめさん」は一般的な介護施設とは一味違う取り組みをたくさんされています。

マニュアル化されていない新しいスタイルのサービス・利用者さんとの関係性もスタッフさんが自ら考えておられます。

世の中の「介護はお世話をする仕事」という固定化したイメージから「人を幸せにする仕事」へと変えていきたいという思いから独自の介護サービスをされており、スタッフさんも利用者さんも本当に楽しそうに過ごされています。

SNSで発信されている利用者さんの様子が人気に

くろまめさんで利用者さんが普段どんなふうに過ごされているのかを、SNSで発信されているのですが、全国からものすごい反響があります。

私も拝見しているのですが、開放的なキッチンに高い天井、おくどさんもあり、広い畳の部屋でのびのびと利用者さんがくつろいでいる様子はとても楽しそうですし、とても癒されます。

古民家をほとんどそのまま、地域のお年寄りに昔ながらの暮らしをする場所にされており、利用者さんにとって本当の家のようにくつろげる場所なのではないでしょうか。

また、人手不足が深刻なイメージの介護施設ですが、くろまめさんには「ここで働きたい!」という声が全国から多くあがっているというのですから驚きです。


介護施設が新たな町や人の交流の拠点となり、介護施設の新しいあり方を世の中に発信していくことで、
「介護」をなりたい仕事ランキング1位に!
「京丹波」を住みたい町ランキング1位に!

というのを目指しておられ、京丹波町を介護業界から盛り上げてくれるくろまめさん、そしてこれから愛されていくおピザはんに注目です!

おピザはん 店舗情報

【住所】京都府船井郡京丹波町富田井上82番地

【営業日】日曜日

【営業時間】AM10時〜PM4時

【駐車場】あり




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