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【南丹市 美山】 山奥の尼寺で本格コーヒー♪ 美山福寿庵

こんにちは!
楽しい美味しい面白いが大好きな南丹市担当ライターこっちゃんです。

今回は、私のとっておきのカフェをご紹介します。
「本当は、秘密にしておきたい」
そんな静かで大好きな場所ですが、
「いつも読んでくださる方には、是非訪れていただきたい」
そんな葛藤とともに♪笑

1.自家焙煎のコーヒーを


庵主のりさんは、もともとコーヒーが苦手だった。

飲んだら、お腹を下していたのだそう。

でもこの自家焙煎珈琲に出会い、
日常のコーヒータイムをするには飽き足らず、
なんとお店 しかも コーヒーの教室をするまでに。
コーヒーの世界に目覚め、ドはまりしてしまったのだ。

焙煎教室の様子

ちなみに、うちの夫もである。
コーヒーにはミルクと砂糖をたっぷり入れないと、
お腹を下すようで飲めなかった。
しかし、福寿庵 さんのコーヒーを飲んでみて、
ブラックでも飲めることに気づいたそう。


左が焙煎前/右が焙煎後

「一般的なコーヒーとの違いは何なのか?」

と庵主のりさんに聞くと、
「新鮮さだよ」と。 鮮度が大切なのだそうだ。

膨らみが大きいのは、新鮮さの証。

出店時のコーヒーは、
前日か当日その場で焙煎した豆しか使わない。
個人的に使用する豆も、
多くても数日分しか焙煎しない。

賞味期限は1週間。
焙煎豆を保存するのではなく、
生豆で保存して必要な分を焙煎する。

時間の経過とともに、 油が浮いてくる。
つまり、酸化しているということだ。


手焙煎器

自家焙煎をする時に使う器具は、
「セラミック ロースター 匠」という名前がついている。
穴が開いた、このような器具に、
生豆を入れて、ガスコンロにかける。
パチパチパチという いい音とともに、コーヒー豆が色づいてくる。

そして、家中にいい香りが満ち溢れる。
幸せ!
最大で12人分の焙煎豆が、
この器具で一度に焙煎ができるというのだ。

これなら、忙しい朝でもできるー!
私は、もっと難しいものだと思っていたけれど、意外と簡単だった。
コーヒー屋さんのように一定の味を出そうとすると、
それなりの経験が必要であろう。
しかしながら、個人的に飲む分にはこれで十分だ。

そして、
体調や気分に合わせて浅煎りや深煎りと変化をつけることができる。
これが自家焙煎の魅力!かもしれない。

寺カフェにて

何と言っても、先ほどお伝えしたように、
「新鮮なコーヒーが飲める」ということは最大の良さである。
「今までコーヒーが苦手だったわ」という方も、
騙されたと思って、是非一度 ここのコーヒーを飲んでいただきたい。

2.山奥の尼寺にて


美山福寿庵 さんの もう一つの魅力は、
お寺でカフェをしているということだ。


ご住職恵光さんと赤ちゃん


庵主のりさんの奥様が、
ここ「寶泉寺」のお寺のご住職をされている。
寺カフェの日は、月に1‐2回ある。
不定期で、土日に開催される。

お寺の境内を開放し、桜の季節には、桜。
新緑の季節には、新緑の山々。
秋にはもみじ、 冬には雪を見ながら、自家焙煎珈琲を味わうことができる。是非お参りをしてから、コーヒーを楽しんでみてほしい。


また 寶泉寺の檀家さんもたくさん来られるので、
地元の方々と交流も楽しむことができる。
遠慮なく、気軽に話しかけてみてほしい。
老若男女、子供からご年配の方まで訪れるお寺である。


また、
様々なイベントと同時開催をしていることもある「寺カフェ」。


花まつりの様子

例えば、5月にはお釈迦様の誕生日を祝う花祭り
他には、平穏無事を願う 護摩行
ご住職が 護摩木という木を炊いて、お経をあげる。
植物染料ヘナを使った髪のカラーの日や、
お醤油作りなどのワークショップも行っている。

いずれも、不定期での開催である。
もちろんお寺さんなので、いつでも急な仏事が入れば、キャンセルとなることもある。そのあたりは、ご了承いただきたいということだ。

3.新たな挑戦

現在は、 露天商の許可を取り、
境内の外にテントを張ってそこで調理を行っておられる。
今後はお家の一部を改装し、
御朱印や御守りなどの授与所兼コーヒー屋さんとして、
オープンするというご夫婦の夢があるそうだ。

出店も時々♪

ネットショップもあるので、
もし遠方で来られないという方は、ぜひそちらをチェックしてみてほしい。
「金剛」「甘露の恵み」など
お寺さんならではの名前がついたブレンドコーヒーが味わえる。

4.店舗情報

「美山 福寿庵(ふくじゅあん)」

住所 :京都府南丹市美山町小渕中ノ元9
営業日:月1~2回(不定期で土日)
※詳しくは各種SNSにてご確認ください。

 ●美山 福寿庵(@fukujuan_miyama) • Instagram写真と動画
 ●美山 福寿庵 | Facebook

この記事は私が書きました。
【南丹市担当ライター:こっちゃん】
兵庫県より単身移住し、地元民と結婚。4児のママ。
南丹市美山町で、ワ―ママを助ける【整理収納トビラ】
美山米を使用したおむすび屋【美山のことむすび】をしています。
ヒト、モノ、コト、いろんなものを結ぶおむすび屋を目指して活動中。
移住相談承ります。【現在、育休中です】

linktr.ee/miyama1kanko
・おむすび屋「美山のことむすび」では観光案内&移住相談承っております。 お気軽にお立ち寄りください。


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