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【亀岡】 森の京都 ひろがる『木育』

夏のピークは去って、それでも田んぼをわたってくる涼やかな風にひと息ついて、木陰を探しながら歩く日々。亀岡担当ライターの クロ です。

しばらく途絶えていましたが、ようやく、木工に関する話題を少しお話ししたいと思います。

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1 木に触れる、木を知る、木を使う

みなさん、『木育』という言葉はご存知でしょうか?

『食育』は一時期、ずいぶんともてはやされて、とてもメジャーな言葉になりましたが、『木育』はまだまだ耳馴染みのない方も多いでしょう。

同じような分類で『森育』という言葉もありますが、どちらも、私たちを取り巻く森や木を活用していくために、よく知って、正しい理解を広めていこう、というものです。

具体的には、木育だと、赤ちゃんの時から、木製のおもちゃや、食器に触れられる環境を、森育だと、自然学校や、森あそびといった活動が多いように思いますが、子どもも大人も問わず、木に親しみを持ち、近しい関係でいられるように、という意味では、家庭で、学校で、職場で、レシャーで、さまざまな「木」との出会いが、もうすべて『木育』『森育』なのではないかと、わたしは思っています。

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2 亀岡の木育:生誕祝品贈呈事業がスタート

亀岡市では、2021年7月に『ウッドスタート宣言』を行い、2022年度より、市内で生誕した子どもたちに木のおもちゃをプレゼントする事業が始まりました。8月の4ヶ月検診の日に、はじめての進呈が行われます。おもちゃ、うつわ、小机など、市内で活動する8人の作家の作品の中から、好きなものを選べます。

どんなものがもらえるのか、みてみたい!という方は、『亀岡市子育て世代包括支援センター B Come』にて展示していますよ!

ちなみにわたしも組ム木工房として「つみ木」を提供させていただいています。みつけたら手にとってみてくださいね

子どものころから、木とともに育つ事で、ふるさとの森に興味を持ってもらおうという期待が込められているようですが、プレゼントするおもちゃを、亀岡市内で活動する木工関係者が国内産、府内産の木を使って製作することで、国内、府内の森林を健やかに使って行くこと、また、林業やその周りの産業を活性化する事で、森や山の持続可能なサイクルを整えて行こう、というねらいがあるようです。

将来的には亀岡の森で育った木を使うことを目指しているそうで、「このおもちゃはね、あの山で育った木でできているんだよ。」と言える日が来るのを楽しみにしています。

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3 森の京都、木育の輪

森の京都でも先駆けて『木育』に関する取り組みをはじめたのが京丹波町。町内で生誕した子どもたちに、町内で育った木で作られた『ぬく森のイス』をプレゼントしています。

また、公民館には自由に遊べる木のおもちゃ広場があったり、新たな庁舎の建築には町内産の木材をふんだんに使ったりなど、森を積極的に活用していくぞ、という心意気を感じます。

亀岡も京丹波町も、『森の』京都と冠されるくらい、豊かな森に囲まれた地域。

「使う」目的で育てられた木が、使われないまま山に放置されていることで、森が荒れたり、山に人が寄り付かないことによって、動物が増えたり、さらには放置され続け弱った山が崩れたりという問題が多くなっています。

活用できる森の資源がふんだんにあるのに、余らせているのはもったいない。どうにかして活用できる道筋を、と動きはじめています。

何も大きなことをする必要はなくて、ふと手に触れたお箸の感触だったり、たまたま目にとまった窓のそとの街路樹に関心をもち、山に森に、行ってみようと、思えることが最初の一歩になるのだろうと思っています。

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4  一日一木のすすめ

今日、木に触れましたか?

意識して触っていなくても、何かしら身の回りにあるのではないでしょうか?

生えている木だけでなくて、机だったり、おはしだったり、お椀だったり、床だったり、扉だったり…私たちの暮らしに、深く根づいた素材である事は確かです。

それでも、ひと昔まえに比べると、かなり減ってはいるのでしょう。
「木」そのもの、コーティングされていない素地、となると、かなり探さないと見つからないかもしれません。

「木に触れると幸せがおとずれる」と、世界中のたくさんの国で地域で、ことわざや言い伝えとして存在しています。やさしい手ざわりと、暮らしに根付いた材料であるがゆえの安心感がよく現れているように思います。

その、手に触れるものが、目の前に見える山で育った木だったら、「同じ町に住む〇〇さんが作ったもの」だったら、愛着もひとしお、より幸せな気持ちになれると思いませんか?

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あとがき

亀岡市では、生誕記念品の進呈事業のほか、木のおもちゃに触れられる催しも行われています。

「木育キャラバンinかめおか」@ガレリアかめおか響ホール

9月2日(金曜日)・3日(土曜日)午前10時~午後4時
※午後0時~1時はおもちゃ消毒のため入場できません。

詳しくは、亀岡市のホームページ

また、日常的に木のおもちゃに触れ、遊べる場を、と、近い未来に「かめおかこども木育ひろば(仮称)」も設置予定とのこと。

木にまつわる活動が、住み良いまちの活性剤になると良いですね。


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