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セレナ / ガイル(語り)

こちらはそれぞれのキャラクターを生み出した経緯や、イラストを描く上での拘りなどを淡々と語る記事になります。
※ネタバレを含む可能性がありますので苦手な方はご注意を。関係性が深いキャラクターの説明は別ページをご覧下さい。

・セレナ=シルフィーン

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設定は画像参照。いつか形にしようと夢見ていた王道冒険物語の主人公として生まれたのがエルフの少女セレナです。
エルフと魔法使いと言う大好きな要素を取り入れて作られたキャラクターで、未だストーリーが練られていなかった当時は、後にその設定や性格から動かし難さに苦労するとは少しも思ってもいませんでした。
因みにピィチも同時期に生まれていました。この子に関しては大いにネタバレを含んでしまうので、語りは控えています。

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【作中のセレナ】
セレナは主人公という設定でありながらも、ストーリー序盤ではガイルを含めた仲間達や読者側からすると「謎の少女」に違いはありません。
秘密を隠しながら展開を進めていかなければいけないので、そこが最も表現方法に苦労する部分だったりします。
小説の話になりますが、セレナを動かしていて特に楽しいシーンは心を許しているガイルとの会話シーンです。基本動かすのが難しいキャラですが、そう言ったシーンでは台詞がスラスラ出てくるから不思議なんですよね。

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【セレナを描くうえで】
顔面レベル高めに設定してあるセレナですが、メインメンバーの中では描き易いキャラ上位だったりします。描き慣れているというのもあるかも?
気を付けているポイントなども特にありません。たまに物凄い毛量を塗るのが面倒になるくらい←
実は特別楽しいと感じることも無く、自然と手が動いて無意識のうちに形になっている…それが私が描くセレナと言うキャラクターです。

・ガイル=フリート

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セレナとほぼ同時期に生まれたのがダブル主演のガイルです。
設定に関してはなぜ当時竜人族にしたんだろう?と、今でもふと思うことがあります。半獣人族が好きなことが影響しているのですが、セレナも特別な種族であるがゆえに、物語では複雑な説明が必要となってしまいます。
それぞれにシナリオが有るので互いの関係性等は重視してなかったのかも🤔
ガイルは一時期べらんめえ口調だったのですが、義兄のロアと被るので少し落ち着きました(笑)

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【作中のガイル】
ガイルを表現するうえで気を付けている部分は、完璧なヒーローになり切れていない、いわば普通の十五歳の少年を描くことです。
ヒロインであり主役である謎の少女セレナが序盤から潜在能力を発揮するので、どちらもカリスマ性を持たせてしまうとバランスが保てないと感じたからでした。どちらも脆く弱い部分と、強く頼りがいのある部分を作ることで、ほぼ初対面の二人であっても打ち解けられるような関係性を描いてゆくことが出来たのでした。

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【ガイルを描くうえで】
気を付けていることは一切有りませ…強いて言うなら、なるべく美少年風にはならないようにしています。耳はエルフよりも短く太め。それとここ数年の間に、ロアと同じく犬歯を目立たせるようになりました。
描いていて楽しいと感じるのは動きの有るアクションシーンや誰かと絡ませているシーン。特に4コマ漫画でツッコミ役に回っている時が一番ガイルらしく表現出来てる気がします。

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ここまで読んで下さり有難うございました!他キャラクターの語りや個別の設定等はまたの機会に纏めたいと思います。

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