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「天外者(てんがらもん)」の海外上映を願う

連日「天外者」のスポット映像を見ている。
スポットだけ見ても、春馬くんのこの映画にかける熱さが伝わってきて、胸がジーンとする。本編も見たくて堪らない。
しかし、ここは海外…いつこの映画を観られる日が来るのか、わからない。
無念…。

ニュースなどで取り合げられている監督の話から、春馬くんはこの作品を海外へ持っていくことも夢見ていたようだ。それが海外進出の足がかりになるかもしれない、とも彼は考えていたという。

こちらでも、時々日本映画は上映されていて、何本か私も映画館へ観に出かけたことがあるし、TVでも何本も放映されている。
私が観たのは現代劇ばかりだけれど、もし日本の時代劇が上映されたら観に行く人はもっと多い気がする。世界のクロサワやミゾグチは、こちらでもTVで特集が組まれていたことがあった。

日本文化に興味を持ち、武士道に尊敬の念を抱いている海外の人々は結構いて、
私が住むこの国でも、日本の精神をそのまま”BUSHIDO”という名で取り上げられた記事なども目にする。
海外の人々にも、日本人の心と武士道精神、ベテランの時代劇スタッフも感嘆したという切れのある殺陣の美しさも観てもらいたい。
全身全霊をこめた春馬くんの”五代友厚”を観てもらいたい。

それにしても春馬くんは儒学まで勉強していたなんて…。その時に持てるエネルギーの全てをこの作品に注ぎこんでいたのだろう。

「天外者」をぜひ、海外の国際映画祭にも出品してもらえないだろうか。
春馬くん自身もそれを望んでいたようだし。もし何か賞を獲ったら、世界各国での上映も実現するかもしれない。いや、するだろう。
本当は、その上映会で、スタンディングオベーションの中にいるであろう、俳優・三浦春馬の姿が見たかった。


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