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南紀オレンジサンライズFC/農業グループ

南紀オレンジサンライズFCは和歌山県みなべ町および田辺市を拠点に活動を予定しているサッカークラブです!

2022年からの和歌山県社会人サッカーリーグ参戦を目標にしています。

今回は作成したクラブの組織図を元に、部署の役割を一つずつ紹介していきます!

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最初は事業部の「農業グループ」についてです。

農業グループは「農業」という文字通り、みなべ町・田辺市で農業を実施するグループになります。

そもそも、なぜサッカークラブで農業をするかという話なのですが、クラブを作るにあたってのテーマや和歌山県みなべ町・田辺市を拠点に選んだ理由と合わせて説明したいと思います。

「サッカー×移住」

南紀オレンジサンライズFCは「サッカー×移住」がテーマになっています。

というのも、地方での過疎化や高齢化などが問題視される中で、サッカークラブがその地域に存在する意義として、そういった問題解決に取り組めるのではないかと考えているからです。

選手・スタッフが和歌山県外から移住をすることで、地方への移住者増加に貢献し、徐々にその数を増やしていければと思っています。

みなべ町と田辺市を選んだ理由

拠点としてみなべ町と田辺市を選んだ理由なのですが、このプロジェクトをスタートさせる前は和歌山県以外にもいくつか候補地があり、実際に現地の方(主に移住の推進をされている方)と話をしてから拠点を決めるつもりでした。

その中で、一番最初に訪れたのがみなべ町でした。

この話を持っていく前は、いきなり「サッカーチームを作って地域活性化を図りたいと思います!」と言っても、なかなか受け入れられないのではないかと思っていました。

ですが、みなべ町の町役場や教育委員会の方と話をした時のリアクションは予想外にもポジティブなもので、逆にとても驚かされました。

なので、田辺市の田辺スポーツパークを見学している時には「この地域で勝負しよう!」と心に決めていました。

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なぜサッカークラブが農業をするのか?

和歌山県は梅の生産量が日本一なのですが、その中でもみなべ町と田辺市は梅の生産地として知られ、平成27年12月には世界農業遺産に認定されています。

現地の方に話をお伺いすると、例に漏れずそういった梅農家でも高齢化や後継者問題に直面しているそうです。

まずはそういった課題解決の少しでも助けになるために、所属する選手がサッカーのトレーニングをしながら、梅農家で仕事に取り組めるよう、現在は地元の農家さんとの関係構築に努めています。(2022年1月を目処に選手たちが働けるように準備を進めています。) 

もちろん、選手たちが長い期間同じ農家さんの下で働く形が一番良いと思います。

しかし、別の選択肢として、農業経験を積んだ選手たちがそのノウハウを活かせる場があってもいいのではないかとも考えています。

その中で、あらかじめサッカークラブ独自に農業を行っておくことで、そういった選手たちの受け皿を広げていければと思っています。(引退後のセカンドキャリアとして、農業を始めるのが選択肢の一つになるのが理想です。)

ただ、いきなり0から作り上げるのはとても大変なので、まずは来年の3月を目処に、最初に農業を行うスタッフがみなべ町・田辺市に移住し、クラブ独自に農業をスタートさせる形で準備を進めています。

遅くとも2022年にサッカークラブとしてスタートするまでには、農業できちんと収益を上げる仕組みが出来ればと考えています。

次回は同じ事業部の「企画広報グループ」について説明します!

最後まで読んでいただきありがとうございました! いただいたサポートはサッカークラブ「南紀オレンジサンライズFC」の運営費として使わせていただきます。