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家でつくれる、まあつくれる、代用してつくれる、実践する自分用レシピ
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2020年11月の記事一覧

無人島に持っていくべき調理家電ナンバーワン  『大同電鍋』

無人島に持っていくべき調理家電ナンバーワン 『大同電鍋』

一度使ったときの感想は、大して感動もせず「ふーん… まあでも、普通に鍋でもできるよね?」という感じだった。しまうのも面倒でなんとなくキッチンに出しっぱなしだったから、翌日も使ってみた。すると「あー たしかにこれは便利かも」とじわじわ思い、そして三度、四度と使ううちに「もうコレなしでは無理!!!」となる。

それが、台湾では電子レンジよりも普及していると言われてるけど、日本では知っている人があまりい

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手でさばく鰯の方法と「酢締め鰯」の作り方

手でさばく鰯の方法と「酢締め鰯」の作り方

私は本当に不器用で、お魚をおろしたら本当に申し訳ないほど。そんなわけでさばくのはいつもお魚屋さんに頼んでいます。
しかし、鰯だけは別!今日は何作るのー?なんてお魚屋さんとの会話も楽しかったりするのですが、ぴかぴかの鰯があったら「鰯もらいますー」とそそくさとすぐに家に帰ります。

なぜ鰯だけは、自分でさばくかというと手開きの方が小骨が残らないから。見た目は悪くなりますが、それでも美味しさには勝てませ

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ニンジンのロースト ピスタチオオイル

ニンジンのロースト ピスタチオオイル

ちょっと前に『アスパラガスは茹でずに焼くべし』という記事を紹介しました。

なぜ、アスパラガスは茹でずに焼いたほうが美味しいのか。それは風味化合物が水溶性だから、という理由でしたが、ニンジンも焼いたほうがおいしい野菜です。ニンジンの風味が水に溶けやすいのは、ストックをとるときに玉ねぎと一緒に加える事からもおわかりでしょう。つまり、ニンジンも茹でずに焼いたほうがおいしい。

土付きのニンジンはよく洗

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国産レモンの旬は今頃〜春先まで。これからの季節に[ホットレモネード]耐熱グラスによく洗ったレモン1/2個分を絞りこみハチミツ15gを加えて熱湯で割る。レモンはX型に切ると果肉を包む薄皮がまんべんなく切れ手でも果汁がよく絞れます。ビタミンC豊富なレモンをぎゅっと絞って免疫力アップ。

おうちで中華 - 蒜蓉炒茼蒿(春菊のにんにく炒め)

おうちで中華 - 蒜蓉炒茼蒿(春菊のにんにく炒め)

春菊。冬の間を通して大活躍する葉野菜であるが、今日はひとつ新たな食べ方をご提案したい。蒜蓉炒茼蒿(春菊のにんにく炒め)だ。

蒜蓉炒茼蒿
suànróng chǎo tónghāo調理時間は、春菊を洗い始めるところから数えても5分程度。それでいて、少なくとも春菊2束は余裕で瞬殺できる料理が完成する。野菜をたっぷり採りたい人にはうってつけの料理だ。

料理といっても、要は春菊をニンニクで炒めるだけの

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3112ですよ。ぶりの照焼きは。

3112ですよ。ぶりの照焼きは。

醤油3、砂糖1、みりん1、水2で、ぶりの照焼きがおいしくできあがる。
日本料理は、古くから味付けを重さではなく、対比で伝える文化がある。
大さじや小さじでなくても、自分のお気に入りのレンゲやスプーンで
3:1:1:2で味付けすれば、おいしくなるのだ。

材料 ふたり分 (調理時間:20分)
・ぶり切り身………2枚
・長ねぎ……………1/2本
・しょうが…………5g
・サラダ油…………小さじ2
・み

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コクがあるのに重くない、明太子パスタ

コクがあるのに重くない、明太子パスタ

クリーム味の明太子パスタを初めて食べたのは随分昔のことで、どこか街道沿いのファミレスだったと思う。空前のイタ飯ブームを経て尚、まだまだ本場風より和風の方が身近だった頃のこと。その以前から和風パスタは市民権を得ていて、今も手元にある当時買ったパスタ本にもバリエーション豊富な明太子・たらこパスタのレシピが載っている。ただそのほとんどはバターをベースにしていて、粒々にはバターがつきものと思っていたところ

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まごわやさし!の栄養を詰め込んだ、混ぜて冷凍保存できちゃう、お湯を注ぐだけお味噌汁の素。

まごわやさし!の栄養を詰め込んだ、混ぜて冷凍保存できちゃう、お湯を注ぐだけお味噌汁の素。

お味噌汁が大好きです。売っているお味噌も好きですし、自分で作るお味噌も好き。朝1番、空っぽの胃にお味噌汁が通っていくとほっとします。

だけど、朝お出汁を取って、具を煮て、お味噌汁を作る時間を睡眠に使いたい時も多々あります。
それにヘトヘトになって帰ってきた時や、一人だけのご飯にさっとお汁ものが欲しい時、今すぐお味噌汁があれば良いなあと思う時ありませんか?

さて、そんな時に大活躍なのがこの「まご

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余った菊をジャムにしてみた

余った菊をジャムにしてみた

菊がスーパーに並んでいます。菊と青菜のおひたしを作ったのですが、ちょっと余りました。茹でる→冷水にとる→絞る→冷凍すればいいのですが(板状にしておくと便利です)今日は変化球でジャムにしてみようか、と思います。

菊はこんな風にがくについた状態で流通しています。

花びらだけにほぐしていきましょう。中心の細かい花びらは普通は使いませんが、入れても別に問題はなさそう。

50gの菊の花がとれました。

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フライパンでホタテを焼く

フライパンでホタテを焼く

ホタテには冷凍と生の2種類がありますが、フライパンで焼くのであれば冷凍することで繊維が壊れてやわらかくなるので冷凍、解凍品を使うのがおすすめ。逆に活けのホタテはやっぱりお刺身で食べたいものです。

ホタテをフライパンで焼くのは手軽で美味しい。ポイントは高温、短時間で焼くことだけです。肉を焼くときは何度も裏返しますが、ホタテの場合は表面の焼き色を優先するために裏返す回数は最小限に。

ところでこの帆

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おうちで中華 - 毛豆炒蛋(枝豆の卵炒め)

おうちで中華 - 毛豆炒蛋(枝豆の卵炒め)

「おうちで中華」の定番となっている野菜+卵の炒めもの。今日は簡単なのにパンチ力のある旨さが魅力の毛豆炒蛋(枝豆の卵炒め)をご紹介しよう。

枝豆と卵を炒めるだけだから難しいことは何もないが、幸せはこんな簡単な料理にもしっかり潜んでいる。

毛豆炒蛋
máodòu chǎo dàn枝豆を卵でとじるレシピもあるけれど、枝豆と卵は別々に炒めるのが僕の好み。ふわふわ卵とコリコリ枝豆が口の中で一体化し、両者

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コンビーフとトマトの粒マスタードパスタ

コンビーフとトマトの粒マスタードパスタ

買い物にも行けないぐらい忙しいとあり合わせの食材で、パスタを作ります。コンビーフにマスタードの酸味が加わって、すっきりとしたトマトソースは、スルスル食べられてしまう。あり合わせの定番パスタ。

材料 ふたり分 (調理時間:25分)
・コンビーフ………80g
・玉ねぎ……………1/4個
・にんにく…………1かけ
・オリーブオイル…大さじ3
・トマト缶…………1缶(400g)
・パスタ……………200

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あと1品の人気者 知っているけど知らない味に出会える「ピーマンのスカスカ詰め」

あと1品の人気者 知っているけど知らない味に出会える「ピーマンのスカスカ詰め」

一時、ピーマンを丸ごと煮付けて種も美味しいですよ、一緒に召し上がってと教室で出していたのですが
「やっぱり口当たりがどうも…」とおっしゃる方もいらっしゃいました。
確かに全く気にならないというわけでも無いかもしれない、と思うようになり、それからというもの人に出すときはくり抜くようにしています。

そうすると、ぽっかり小さな穴。ここに何か入れれるのでは?へりがあり、溢れにくそう!そう思ったのがこのお

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素朴なりんごのタルト

素朴なりんごのタルト

りんごのシーズンです。ここは一つ、昔、食育通信onlineに掲載したりんごのタルトのレシピを。まずはタルト生地から。

タルト生地
強力粉 150g
塩   小さじ2分の1
バター(無塩) 75g
水 60cc
(酢 opition 小さじ1)

これ以上ないほどシンプルな配合です。英語でいうとショートクラストペストリーという名前の塩味のタルト生地です。ここに砂糖と卵

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