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世界一周航空券とは

2 .世界一周航空券とは

 日本を出発して東方向か西方向かに一方通行し太平洋と大西洋を1回ずつ渡って日本に戻ってくるという「世界一周航空券」がある。全世界の顧客が対象で何種類かが売られているが、日本航空ほか14の航空会社が属する「ワンワールド系列」と、全日空ほか30社が属する「スターアライアンス系列」の2つで現在殆どのシェアを占めている。有効期限は1年間で、最大16フライトまで乗ることができる。料金はエコノミークラスで35万円から、ビジネスクラスで65万円から、ファーストクラスでも100万円からの設定がある。


 今回私が利用したのは「スターアライアンス」の世界一周航空券ビジネスクラス。計画していた訪問先を全て回るにはスターアライアンスがふさわしいと判断した。もしもイースター島・南極などに行きたいのなら「ワンワールド系列」、ロシアやモンゴルに行ってみたいとなれば別の「スカイチーム系列」が良いだろう。


 ビジネスクラスには以前フランクフルト往復便で乗ったことがあった。座席がフルフラットになってぐっすり眠って行けることのみならず、空港でのチェックインも優先的に可能、ラウンジが利用できるなどエコノミークラスとの違いは大きいが、何しろお金がかかる。フランクフルトの時は腰を痛めていた夫の身体を気遣っての選択だったがひとり55万円もかかった。正規料金のビジネスクラスを利用しての日本との往復を数回もフライトしたら何百万円にもなってしまうことを考えると、世界一周航空券は破格の金額設定だと思う。

 実は私の世界一周航空券はまだ旅が終了していない。成田空港を出発して24日後に帰ってきたのは名古屋のセントレア空港で、半年後の年末にセントレアを出発してオーストラリアに行き年明けに成田に帰るというビジネスクラスチケットがまだ残っているのだ※。

このオーストラリアには夫と一緒に行こうと思っている。そしてこれまでのフライトによってマイルが貯まっているので夫のオーストラリアフライトもエコノミーで購入したのちにマイルを利用してビジネスクラスに変更する予定である。
 オーストラリア往復便も含め世界一周航空券は958,900円という金額になった。

※オーストラリアは2019年12月28日~2020年1月7日に結局娘と二人で行きました。


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