そもそも宗教で人は幸せになれるのかっていう基礎力の問題点が違う我が家の在り方よ。

今回の一件(自分が鬱になるなんてさ)があって。

そもそも私の人生のテーマにどうしてもここが関わってくるとやっと気がついた。

「宗教」ってヤツ。

日本でまあ野球と政治と宗教の話はタブーとされている。

そのひとつやんけ。


47歳、独身実家に住まわせてもらっている女。(うう、文字にするともう絶望的)

せめて仕事くらい上手く回っているのかというとこの詐欺事件で詰みそうな程崖っぷち。

そんな自立出来ない娘に親は言った。

「今こそ、信じる時だ」

「良かったじゃない、やっとここから本気で変われるよ」と。

え?

何を?

詐欺師を?

自分を?


「祈りを」


だって。


家の親族はわりといろんな宗教をやっている。

親族内ですら争っているってわけ。

日本って小さい宗教いろいろありすぎない??

世界らしくキリスト教とかイスラム教とか、

ドーンと世界でひとつにまとめてくれたらいいのに。

そのせいで戦争まで起きたりする、

そんなもの分別しなくていいと本当に思う。



宗教って、私は否定はしていません。

心穏やかに祈るってステキよね。


詐欺にあってお金なくなって、

仕事に困って崖っぷちになって、

祈ってなんとかなるんなら私だってナンボでも祈りたい。

私が今までマジメに祈ってなかったからこうなった?

真剣に祈って私は今から自分じゃない私に生まれ変わるべき人間ってこと?

それともそもそも業の深い人間で祈るために生まれて来た?

いや、書けば書くほど問題はそこじゃない。


宗教は否定はしない。

しないけど、やっぱり宗教にのめり込む家庭に生まれた自分はどうしても悲しい。


親はもちろん嫌いなわけない。

だけどまともだとは思えない。


何か問題が起こるたびに、

ちょっと調子が悪くなるたびに、

病気かもってなるたびに、


「真剣に祈るときが来たのよ」ってはじまるから、

私はずっと弱音が吐けない。


疲れたとかうまくいかないとか言ったら余計自分がツライ思いをする。

宗教しなさい教の教祖が嬉々とするだけだ。


もう全く素直に生きられない葛藤。


なんかあった時に、

祈ればなんとかなるって、

そういう話が聞きたいんじゃないんだ。



どうしたら解決出来るのか相談にのって欲しい。

頑張ってるねって労って欲しい。

どうしたらこの危機を乗り越えられるのか助言に繋がりたい。

今まで頑張ってるから大丈夫って励ましてもらいたい。


家族とは。


普通に生まれていたら何か違うのか、なんなのか。

そんな4人家族の家は、1人難病で鬱歴20年の弟と、

今回鬱と診断されたフリーランスな姉の私。

そしてもう1人は今もそこで真剣に祈っている母です。

うーん、客観的に見るとちょっと笑えてくる。


救いがない。


それくらいヘンテコな不幸劇場で、わざとかよ!ってツッコミたくなるけどこれが我が家のマジな「普通」

みんなの普通ってどうなんだろう?


「普通に生まれたかった」って、

私はいつも思っちゃうんだけど、


普通なんて基準ないかと思うのは、

書いていて冷静に思えてくるのね。

何が言いたいかというと、

この瀬戸際に、よもや祈って自分がなんとかなるもんなのかどーかを悩んでいるのです。

なんだかな。

どう思う??

#宗教 #家族 #鬱



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