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ラッフルズホテルで シンガポールスリングが飲みたいのだ! シンガポール編パート2  路地裏ニャン方見聞録リターンズ#16

シンガポールといえば何? そう聞かれたら真っ先に出てくる答えは、「ラッフルズホテルでシンガポールスリング」である(アンケート対象者はモリケン限定)。シンガポールには何度か訪れていて、ワーキングホリデーでニュージーランドに1年間滞在していたときに利用していた航空会社がシンガポール航空だった。帰りにストップオーバーで4日ほど滞在したことがある。

もちろんこの旅はネコ撮影の旅で、マレーシアから南下してやってきた。

なので当然のことながら目的はネコだけど、それよりも何よりも、ラッフルズホテルでシンガポールスリングが飲みたいのだ。前回来たときは、2階のロングバーは改装工事中で入れず。
今回は10年以上越しで夢が叶えられそうなのだ。

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このラッフルズホテルは世界的にも有名な高級ホテルだ。そんな高級ホテルのバーラウンジに入るんだから、それはもう緊張しちゃうのだ。写真はスキャンしてないので、見てもらうことができないのだが、正面入口からホテルに入ると、「まあ豪華」そんな言葉がポロリと出てしまうくらいに高級感と上品さ、気品が漂っていた。まさに私にピッタリである。

2階のロングバーに到着。知ってるもんねって感じで入店。なんだか足元にピーナッツの殻やら剥いた皮がそこかしこに散らばっている。そんな印象から、気品は感じられず。

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何はともあれシンガポールスリングである。取材ノートを見ていないから値段忘れてるのと、調べるのもなんなので、確かそこそこ高かったと思う。せっかくだし頑張るかという気合を入れたと思うのだ。

うん、甘くておいしかった。ラッフルズホテルでシンガポールスリングを飲むという経験を買ったのだ。これは何物にも変えられないのだ。どうだったと聞かれて答えることができる回答権を手に入れたのだ。

夢なんてこんなものである。叶えられた瞬間にもっと要求が高くなるのだ。

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旧正月のタイミングで訪れていたので、ライオンダンス(獅子舞)を見ることができた。日本の獅子舞とは別次元の動きを見せてくれるので、youtubeでも見ることができるので、チェックワントゥーしてみてください。

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パイナップルが束ねられて売られている赤いから縁起がいいんだろうなあ。

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ラッフルズホテル、シンガポールスリングの他に有名なのは、オーチャードロード(日本の銀座みたいなところ)である。

私の場合は、細い路地裏が好きなので、すぐに脇道に逸れてしまうけれど、それでもやはり華やかだったのはいうまでもない。

シンガポールは罰金の街です!

それと、シンガポールといえば! あとひとつ忘れてはいけないことがあるのだ。それは、「S'pore is a Fine city」である。直訳すると、「シンガポールはステキな街です」になるけれど、英語で「Fine」は「いい、元気」といった意味の他に「罰金」の意味があるのだ。

そこで最初に出てきた「S'pore is a Fine city」である。これは私が自分用に購入したTシャツにも書かれていた文言で、「シンガポールは罰金の街である」という意味なのだ。

本当に細かく罰則があって、「ポイ捨て」もそうだし、「ツバを吐く」、「花を摘む」とか、「鳥へのエサやり」、「喫煙場所以外での喫煙」、「横断歩道を歩かない」など多岐に渡る。当然のことながら外国人旅行者も対象である。

怖いのは、私は食べないけれど、「チューインガム」の持ち込み禁止だろう。

よく「ポイ捨て禁止」の罰金があるからシンガポールの街はゴミがなくてキレイと言われていた。実際にいろいろな路地や市場など歩いていると、みんな「ポイ捨て」してるし、まあほとんどスルーしてやっている感じだった。

そういえば、台湾にネコ撮影に行った際、台中の街を歩いていて、車もいないしと、道路を横断したらモノの見事に警察に追いかけられたことがある。
信号や交通ルールを守るのは当然なんだけど、海外だと車がいない場合には信号が赤でも渡ることが多い(歩行者)。これも子供の頃から渡り方を教えられているから、こういう事故は見たことがない。本当に車が多いところでも、車の合間を縫って、ちょっと通るよって手をかざしながら渡ったりする。で、まさかの台湾で警察に追いかけられ、なんだか台湾語で話しかけながら切符を切ろうとしている。「 コトバガワカラナイ」といって、その場を後にしたことがあるなあ。

やっちゃいけないことはダメ!

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裏路地に入るとこんな感じ。

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人気がない路地裏はネコたちの縄張りだった。

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キレイな街の方にはあまりいないけど、ほんの少し道を入るだけで景色も変わるし、ネコもいる。

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食堂の裏側などはネコたちの活躍の場である。害獣駆除をする代わりにごはんをもらって暮らしていた。


次回いくときは、あのマリーナベイサンズや、セントーサ島のSFのような植物園に行きたいなあと思うのだ(宿泊じゃなく、写真が撮りたい)。
こうやってネコの旅を思い出しながら文章を書いていると、世界がこんな状況になってから1年以上、海外どころか日本国内もあまりいけなくなってしまった。

旅の虫がうずくのだ。

新しい日常じゃなくて、これまで通りの日常に戻って欲しいなあ。


そしてまた、旅はつづくのだ!


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ブライダルカメラマン&猫写真家のモリケンこと森永健一。 ネコ写真集「あきらめニャければうまくいく」(電波社)より発売中!エキサイトニュース、えんウチ、しらべぇにも取りあげられました。 東京カメラ部写真展4回入選。 ネコフォトエッセイも連載していました。