マガジンのカバー画像

モリケンのフォトエッセイ

38
ネコ写真家森永健一のネコと人との生活を写真とアホなエッセイで語ります。 旅をしている感覚を楽しんでもらいたいです。
運営しているクリエイター

#猫写真

写真を見ることへの想像力の欠如?   それとも悪く見てしまう気持ち?

写真を見ることへの想像力の欠如?   それとも悪く見てしまう気持ち?

いきなり重いタイトルです。

まずはこの写真をご覧ください。

私がインスタグラムに投稿した写真です。
写真を撮る際、レンズの組み合わせ、カメラの高さや角度などを考えながら、どのようにすれば躍動感が出るのかなどを考えながら撮影しています。
さらに、撮影後は、どのようにすればネコの躍動感と浮遊感を見せることができるかを現像処理をする際に、トリミングをして見せ方などを考えます。

数年前なら躍動感があ

もっとみる
沖縄の神の島で生きるネコたちに会いに行くのだ! パート1

沖縄の神の島で生きるネコたちに会いに行くのだ! パート1

沖縄南部、東側に位置する、久高島をご存知だろうか? 沖縄のリピーターの方は知っていたりするであろう、場所である。
沖縄の人にとっては特別な島。私はこの旅に行くまでは知らない場所だった。

島に行くのが好きな私は、いつも、これから行く先の地図を眺めながら、なるべく簡単に訪れることができる島を探している。この旅で時間的にもいけそうだなという島をピックアップして、そのうちの一つが久高島(くだかじま)であ

もっとみる
猫写真家のカメラバッグとその中身の全貌が明かされる!

猫写真家のカメラバッグとその中身の全貌が明かされる!

そもそも猫写真家ってなんだって話ではあるけれど、まあネコを専門に撮影するカメラマンって感じかなと。私の場合は仕事でカメラマンをしているので、いわゆるプロフェッショナルカメラマン、プロフェッショナルフォトグラファーという職種になる。

スポーツ、空撮、動物、などのジャンルもあるし、私は猫写真家であり、ブライダルカメラマンでもある。ようするに猫写真家というのはジャンルといったところだ。

元々は海外の

もっとみる
ネコ撮影の必需品と、あると便利なアイテム紹介!

ネコ撮影の必需品と、あると便利なアイテム紹介!

まず真っ先に思いつくのはこれ!

消毒液である。以前子ネコと遊んでいるとき、思いっきり爪が手に刺さってしまい、子ネコだから爪を引っ込められないしで、押したり引いたりと、まるで大岡越前の「どっちがこの子の親なのか」と、子供の手を両側からひっぱりあいをしたような、そんな状況になったことがある。

その後なんとか爪を外すことができたけど、まあかなりな出血をしてしまった。ネコの爪からバイキンが入るとかなり

もっとみる
SNSごとでちがう、写真の好みについて考えてみる

SNSごとでちがう、写真の好みについて考えてみる

表紙の写真は、インスタグラムやTikTokなどで好評を博している。インスタグラムではネコの後ろ姿が人気がある。私も後ろから見るネコのフォルムが大好きで、よく撮影するテーマで、この写真のように座っている後ろ姿がかわいいのだ。座っている状態から、箱座りをしてしまうと、ただの毛玉のようになってしまうので、ネコのかわいいフォルムをうまく撮影することができない。

あくまでも座っている状態で、顔は正面を向い

もっとみる
「あんまり記憶にない」パンコール島 マレーシア編 「路地裏ニャン方見聞録リターンズ#14 」

「あんまり記憶にない」パンコール島 マレーシア編 「路地裏ニャン方見聞録リターンズ#14 」

いやいや、いい島だったのは間違いないのだ。ただ、私の記憶の中で何があったのかあまり覚えていないだけなのだ。これは旅の記録ノートを見ればきちんと覚えているのだけれど、今のところ特に何か特別なことを思い出せないだけなのだ。

パンコール島もランカウィ島と同じく、リゾートアイランドのはずである。
ぶっちゃけあんまり覚えていない。写真を見ると覚えているのだけれど、その中で特別なことはと言うと、この写真であ

もっとみる
「ブラブラ歩いて出会ったおじさまと猫」 ランカウィ島 マレーシア編 「路地裏ニャン方見聞録リターンズ#13 」

「ブラブラ歩いて出会ったおじさまと猫」 ランカウィ島 マレーシア編 「路地裏ニャン方見聞録リターンズ#13 」



マレーシアの西にあるリゾート地のランカウィ島へやってきた。別にリゾート地だからやってきたわけでもなく、島好きな私が、地図を見ているときに島を見つけたからやってきたのだけれど、思っていた以上にリゾートっぽいところだった。でもそれも到着の港のところだけ。
私が投宿したエリアは観光客も少なく、海はあるけれど、ほぼローカルな雰囲気である。

宿泊先の周辺には、市場や住宅地があるので、まずはそのエリアの

もっとみる
路地裏ニャン方見聞録リターンズ#8 「ネコという名前を持つ、猫好きの聖地へ」編

路地裏ニャン方見聞録リターンズ#8 「ネコという名前を持つ、猫好きの聖地へ」編

マレーシアを1ヶ月かけて1周しながらネコのを撮影をしたことがある。首都のクアラルンプールから南下して、シンガポールを経由。ボルネオ島へ渡って、コタキナバルまで北上というルートだった。
今回は、その中でも「クチン(マレー語でネコの意味)」という名前を持つ、ネコ好き、猫写真家には避けては通れない街でのエピソードをご紹介しようと思うのだ。

ちょうど今の時期、旧正月が被るタイミングでマレーシアにいたので

もっとみる
「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#7  「食いだおれメイン1泊3日のネコ撮影の旅」     釜山 韓国編 Part4 完結編

「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#7  「食いだおれメイン1泊3日のネコ撮影の旅」     釜山 韓国編 Part4 完結編

今回で釜山編は最終回を迎えるのだ。前回がちょっと長めになったけれど、今回はネコではなく、旅メインの内容になるので、旅行好きな方は楽しんでいたけるかなあ。基本的にウロウロしてるので、ネコがいたら撮影というのはいつも通り。
さてさて、今回の旅は、福岡からフェリーで釜山へ1泊3日のゴージャスな船旅である。ん? 1泊3日ってどういうこと? そう思われているだろうなあ。ネットを見ていたら、たまたま1泊3日の

もっとみる
「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#6  「食事が先か? ネコが先か?」編      釜山 韓国編 Part3

「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#6  「食事が先か? ネコが先か?」編      釜山 韓国編 Part3

2冊目のネコ写真集出版を目指してますチャレンジで復活した、伝説の無責任フォトエッセイ「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」も6回目を迎えることができたのだ。1人でも読んでくれる読者の方がいてくれるだけでうれしい限りである。さらにいうと、このオープニングトークから本文もだいぶ短くまとまってきたのではないかと、手応えを感じたり感じなかったりする次第である。文字数で言うと、復活から3分の1になってきているの

もっとみる
「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#5  「はじめての釜山コヤンニ撮影」編      釜山 韓国編 Part2

「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#5  「はじめての釜山コヤンニ撮影」編      釜山 韓国編 Part2

釜山編Part2は、ちょっと前々回に行ったときの話をしていこうかなと思うので、まずはそう! 

「時を戻そう!」

「フゥーーッ!」

というわけで、今回は早めに話に入るのだ。これはそう、何年前だったかなあ。釜山の読み方がまだ「プサン」だった頃。現在は何年か前に「ブサン」と、より韓国語の発音に近くなっているのだ。ただ、詳しいことはわからないので、各自調べてコメントに正しい情報を書いておくように。

もっとみる
「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#4  「ネコが人気って本当なのね」編 釜山 韓国編 Part 1

「路地裏ニャン方見聞録リターンズ」#4  「ネコが人気って本当なのね」編 釜山 韓国編 Part 1

好きな料理はどこ料理? そう聞かれたら場合の、私の模範解答はこれ。
タイ料理、韓国料理、和食である。和食以外の2つは料理となってしまうのがなんだかしっくりこない感じである。

色にあまりこだわりがないモリケンこと、私。
長期間海外を放浪していても、取り立てて和食が食べたいとか、現地料理が食べたいとか、そういう気持ちがあまり沸かないのだ。それでも、高級じゃなければ、その土地でしか食べられない物は経験

もっとみる
どんどん言葉として発していこう!

どんどん言葉として発していこう!

猫写真家の森永健一です。2冊目の猫写真集の出版を目指しています。「あきらめニャければうまくいく」という写真集1冊と、「ねこの気ままな3ヶ月」(トーダン社)カレンダーを出しています。猫の写真撮影歴はもう20年以上。昔は、「CATS」(ペットライフ社)でフォトエッセイ「ネコのいる風景」を不定期で5回掲載。その後、同じく「CATS」で旅とネコのフォトエッセイ、「ユーラシア大陸のネコたち」を15回連載して

もっとみる
2冊目の猫写真集出版を目指しています!

2冊目の猫写真集出版を目指しています!

ドドーンとタイトルで自分のやりたいことを発信したのだ。

そう、かくいう私は猫写真家をしている森永健一である。これまで猫写真集「あきらめニャければうまくいく」を出版。「ねこの気ままな3ヶ月カレンダー」をトーダンさんより販売していただいています。

このほか、フォトストックとして利用していただいています。

これまで、福岡ローカルのテレビ番組にも多数出演しています。

そんなこんなで、現在、2冊目の

もっとみる