「シータヒーリング」を「スピリチュアル」と考えると、おかしくなる。

まあ「そのまんま」なんですが。

あれは「アメリカ人の宗教観」や「アメリカ人のユーモア、ジョーク」など、
そういったものを考えた上で「日本人として、どう捉えるか」と。

そういうところが大事、で。

僕が2010年にアイダホに行った時、
クソ真面目にセミナーを受けてるのは「日本人だけ」でした。

創始者のヴァイアナを、まるで「神」のように崇めている、とか、
無条件で「信じ込んでいる、信じ過ぎている、期待し過ぎてる」とか。

まあ「疑ってたら、そもそも、アイダホまで来ねえだろ」って話ですが。
それにしても「信じ過ぎじゃね?」というか。

ヴァイアナが、ちょいちょい「日本人をバカにしたジョーク」を言う、と。
外国人は日本人をみて、ゲラゲラ笑う、と。
まあ、何度もありました、そんなことが。

あと、ものすごく驚いたのが、
ヴァイアナの言うことを素直に聞くのが「日本人だけ」というところ。

ヴァイアナ本人も言ってました。

「私は、日本人が好きなのよ」
「何故かというと、世界中で、私の言う通りにするのは、日本人だけだから」
「みんな、私が教えたシータなんて、ちっとも、やらないのよ笑」
「みんな、自分の好きなように、アレンジして使ってて」
「でも、日本人だけは、私の言う通りに、やってくれるのよ」
「だから、私は、日本人が好き」

と。

まあ、笑われてましたよ、世界中の人たちから。
僕ら、日本人が。

ある日の朝、教室に行くと、ヴァイアナがこんなことを言いました。

「みんな、色のついた飲み物を持ったまま、授業を受けないでね」
「足元をみたら、わかると思うけど、カーペットなのよ」
「色のついた飲み物をこぼすと、どうなるか、わかるわよね?」
「だから、色のついた飲み物を持ったまま、授業を受けるのは止めてね」

そう言って「色のついた飲み物」を片付けに行ったのは、
全世界から来てる受講生の中で「日本人だけ」でした。

手に持ったコーヒーやジュースを、給湯室に持って行き、
ペットボトル、紙コップ、それらに「名前」を書いて、置いておく、と。
日本人だけです、こんなことしたのは。

じゃあ、他の国の人は、どうしたのか?
誰も、何も、しません。

手に持った、コーヒーを、ジュースを、そのまま持ってました。
で、足を組んだまま、ニタニタしてるわけです。

あとで、アメリカに住んでる日本人に「あれって、何だったの?」と聞くと、
「ああ、みんな『こぼさなきゃいいんでしょ?』って考えなのよ」と。
「ふーん、こぼしたら、まあ、汚れるよね」と。
「でも、僕は、私は、こぼさないから、関係ない」と。
「みんな、そういう考え方なのよ」と。

なんか、すげえな、と。
いろんなことが。

ちゃんと、先生の言うことを聞く、日本人も「すげえな」だし、
まったく先生の言うことを聞かない、他国の人たちも「すげえな」だし、
日本人しか自分の言うことを聞かないのに、怒りもしないヴァイアナも、だし。

で、その日の授業が終わった後、足元に置いていた紙コップを倒した人がいて。
コップの中には「ジュース」が入ってました。
「あ、こいつ、こぼした、、、どうすんだろ、、、」と思って、みてたんです。

そいつ、どうしたのか。

小声で「ワォ」と言って、そのまま、どこかに消えていきました。
拭きもしない、謝りもしない、とにかく「何もせず、逃げた」わけです。
でも、周りにいる人も、誰も何も言わない、と。

メチャクチャだな、、、と。
結局「誰も聞いてない」だけじゃなくて「誰も責任とらない」わけです。
あれ、あの後、どうなったんだろうか。

あと「トイレに行く時」も、日本人だけが「教室の後まで行く」わけです。
ようは「授業の邪魔にならないようにする」わけです。
他の国の人たちは、みんな「最短距離」でトイレに行く、と。

ヴァイアナが喋ってようが、関係ない、と。
ヴァイアナの真ん前を堂々と通って、トイレに行くわけです。
中には、ヴァイアナの目の前を通る時に、一言いう人もいました。
「それ、私は間違ってると思うわよ」と、ヴァイアナに指を刺して言い、
そのままトイレに行ってました。

すげえな、と。

あと、アイダホだと「ヴァイアナの下ネタ」も多かったと思います。
「オバちゃん」が「夫婦間の下ネタ」を話すわけです、セミナーで。
で、外国人たちはみんな、手を叩いて笑っている、と。
笑ってないのは「英語がわからない、日本人だけ」でした。

通訳の人も「ヴァイアナの下ネタ」を「訳さない」わけです。
理由は、わからないすけど。

あと、まあ、話せばいくらでも出てくる、とまでは言いませんが、
まだまだ「シータヒーリング=スピリチュアルじゃねえよ」って話、あり。

あと、ヴァイアナは「透視」は、できないす。
「目に見えない病気」も「目に見えてる病気や怪我」も、治せません。

つづく


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