これからの生き方 〜転職を考える前にするべきこと
今年に入って、私たちの価値観はコロナによって一気に180度くらい変わってきた。
出社せずにテレワークが主流になったり
会議もオンラインで行われるようになったり
(初めましての商談なんかもオンラインで行われるという・・・)
そんな中自分はどんな生き方をしていけばいいんだろうか。
私個人の話で言うと、
今年の3月に転職をしたが、希望の部署からは外され
今までのキャリアとマッチしない案件にアサインされ
さらには残業代、ボーナスも大幅カットで転職前より年収が大幅ダウン
このような状況でこれからもこの会社で働いていくことがいいんだろうか、と最近ここ1ヶ月考えている。
いや、もしかしたら私より悪い状況の人もいるだろう。
給与をカットされていたり、もっと劣悪な就業環境だったり
テレワークなんかさせてもらえなかったり
はたまたクビになっている人も少なくないと思う。
そんな一気に時代が変わった今、私たちに求められていることは
これからの時代をどう生きるか、について本気で考えることだと思う。
今日はこちらの本を参考に、自分のケースに当てはめてみて考えてみる。
自分が大切にする価値観を知る
これからの生き方について考える際に、まず初めにすることは
自分自身の価値観を知ること。
働く上で何を大切にしているのか。
仕事内容、人間関係、就業環境、お金
様々な観点から自分が何を重要としているのかを客観的にみてみよう。
自分が今大事にしている価値観が見えてくることで、これからどういう方向で進んでいけばいいかを考えるスタートラインに立つ。
自分の価値観は今の職場で変えていくことはできるか
自分の価値観を見つめ直したら、自分が重要視しているものは今の職場で満たせているかを照らし合わせてみよう。
そうすると、今の職場・働き方が自分の価値観とどの程度マッチしているのかが見えてくる。
私の場合は全然あっていなかった笑
私は「自分の能力を発揮できる」「給与」「一緒に働く人たち」を重要視している。
その意味で、どれも今の状況では当てはまらなかった。。。
では、そのようなミスマッチが起きている状況での選択肢はと言うと
・転職をする
・今の職場で頑張る
結局のところこの2択になる。
ここで気を付けたいのは安易に「転職をする」という選択肢を選ばないことだ。
そもそも、自分の理想が100%かなう職場なんてのはない!と思った方がいい。
なのでミスマッチが起きているからといって、いきなり転職を考えるのではなく、まずは今の職場で自分自身を変えていくことに焦点を当ててみよう。
例えば
「まずは今の職場で学べることは学び切る」
「自ら職場の人間関係の潤滑油として働きかける」
「上司を巻き込んで給与を上げていくにはどうしたらいいのかを考えてみる」
自分で動くことで解決できる方法は、案外多いはず。
なのでミスマッチが起きている部分があるのであれば
まずは自分で動いて解決できることはないかを考えることが重要だ。
もし自分ではどうしようもできない部分しか残らない場合は転職を考えていいと思う。
転職をするとして、どのような場所を選んでいけばいいか
自分では今の職場をどうすることもできないのであれば、いよいよ転職を考えていくことになる。
そうした際にも、一番初めにやった自分の価値観と照らし合わせることが重要だ。
ただ、先述した通り自分の理想が100%叶う職場はまずないと思った方がいい。
その中でもどの部分がどこまで妥協できて、決してゆずれないものは何なのか。
ここの線引きについてより深く考えていくことになる。
年収の希望は600万だが、最低でも550万は欲しい。
個人で活躍していくよりも、チームで成果を出していきたい
いろんなことにチャレンジしていく風土のあるところでやっていきたい
などなど、自分にとってこれだけはゆずれない!というものを持って転職活動をしていくと転職後の大きなブレは許容の範囲になると思う。
仕事は全てじゃない
ここまで働くことに主眼を置いてきたが、何も全ての人が働くことが第一ではない。
家族との時間を大切にしたい
趣味に時間を費やしたい
ボランティアに時間を費やしたい
いろんな価値観がある。
これからの生き方、という点において仕事は全てじゃなくなってきていると思う。
大事なのは、自分の感性を理解すること。
何に面白みを感じ
何にやりがいを感じ
何に不満や窮屈さを感じるのか。
そのような感性を自分で把握しておくと、これからどう生きていくのかの指針が出来上がっていく。
私の場合は、
自分の働きたい時に場所、時間を自由に決めて働ける。
家族との時間を取りたい時に自由に取れる。
自分の仕事に対してお金を払ってくれること、すなわち認めてもらうことに満足感を得る。
このような価値観があるので、それを実現できるような働き方を模索していこうと思っている。
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