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リーダーは積極的に譲った方が良い

以前コミュニティについて書いた記事の続きです。

前回の記事はこちら

前回は「メンバーが自発的に取り組む仕組み」と「初期メンバーが重要」という内容で書いたので、今回は違う観点について書いていきます。

リーダーは積極的に譲る

コミュニティがある程度立ち上がってくると、それとなくメンバーの人となりも分かってくる。

積極的にコミュニケーションをとってくる人

毎回集まりの後はブログなどでアウトプットをしてくれる人

ただただ参加するだけの人

コミュニティを形成すると、いろんな人が集まってきます。

その中で、リーダーとして最初は中心となって引っ張る存在が不可欠ですけど、その役はなるべく早めに渡してしまった方が良いです。

その理由としては、以下の2つ

開催者に依存してしまうと、コミュニティの成長速度が鈍る

主催者のメリットを認識すると、自発的な行動が促される

一つずつみていきましょう。

コミュニティ立ち上げの時には、中心となる人物がメインでオフラインの場を仕切る事が多いかと思います。

これ自体は悪くはないのですが、これが続いてしまうと主催者のスケジュールが合わなくなってしまうと会を開く事ができなくなってしまう、という状況になってしまうのがよくないです。

そうなってしまうと、主催者の都合が合わない事が続くとどんどん次回が延期となってしまい、コミュニティが停滞してしまいます。

ですので、早い段階で主宰できる人物は複数にして、リーダーの役を早めに譲る事でコミュニティの停滞を防いで活発化させた方が良いです。

2つ目の自発的な行動ですが、主宰をやるとそれなりにメリットが多いです。

場を仕切る能力だったり、場所や受付などの手配などもしなくてはならないし、いろんな調整力が身につきまし、それをやることによって自信もついてきます。

何より自分がそのコミュニティに関する情報をより知っている必要があるため、より自発的にインプットに励むようになります。

そうしてどんどん主催者が成長をしてくのを目の当たりにしていくと、他のメンバーもそれに感化されるように、主催側に回りたいという気持ちが芽生えてきます。

これはもちろん人による部分も多いので、10人中二人くらいがそう思ってくれれば勝ち、くらいの感覚です。

少し話はそれますが、これは会社の組織にも言えることで、最近出世欲がない若者が多いと言われています。

それには若者の捉え方や考え方もあるでしょうが、上司のあり方も問題かなと思っています。

上司の多くは中間管理職なので、上からも下からも色々と調整事項があったり、その上業務量は誰よりも多くて、残業も当たり前になっている。

そんな上司をみて、「自分もなりたい!」と思う人っているでしょうか?

ましてやそんなに働いている上司の年収が、思ったほど高くないなんて事実を知ってしまった日には将来に絶望してしまいますよね。。。

このように、組織のリーダー(主催者)はメンバーから「そこのポジションにいきたい!」と思わせなければいけないと思っています。

そう思わせる事ができれば、メンバーは勝手にキャッチアップしていきますし、勝手に外部発信をするようになるし、勝手にリーダーに立候補するようになってきます。

リーダーがいつまでも居座るよりは、このように自発的に取り組むメンバーにどんどん譲ってコミュニティの新陳代謝をはかっていく事が、コミュニティの活性化につながると思います。






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