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内向的なリーダーが大切にすべき一つのこと

「リーダー」と聞くと皆さんはどのようなイメージを抱きますか?

仕事ができて、話もうまくて、周りから信頼されていて、ぐいぐいみんなを引っ張っていく存在。

そんなイメージをされる人が多いかと思います。

私もリーダーには、どんな時にも冷静な判断をしてくれる信頼感のおける人、というイメージを持っています。

でもそういう人って、大抵外向的な人が多いですよね。

自信をもっていて、エネルギッシュ溢れていて、とか。

(ってかそんな理想の上司はあんまりいないんですけどね。。。)

逆に内向的な人、というと自分でぐいぐい引っ張っていったり、積極的に前に出たりする性格ではありません。

では、そのような内向的な人はリーダーに適していないのでしょうか?

というと、全くそのようなことはなく、むしろ内向的だからこそリーダーに向いていると思っています。

内向的なリーダーが活躍するにはどうすればいいのか?

今日はそんな内向的な性格のリーダーが大事にすべき一つのポイントについて解説していきます。

結論:メンバーのことを知る

内向的なリーダーがすべきことで重要なことが、メンバーのことを知るということです。

会社というのは組織でなりたっています。

組織で成果をあげるためには、メンバーの力が必要になりますよね。

外向的なリーダーがぐいぐい引っ張っていくことで成果を上げるチームもありますが、内向的なリーダーの戦い方は違います。

内向的なリーダーが作るべきチームは、総力戦で戦うチームです。

なぜかというと、内向的な人は周りを観察することに長けているからです。

あまり自分から発することは少ないですが、その分頭の中ではいろんなことを考えていますし、いろんなことを感じ取っています。

今の状況を冷静に判断し、メンバーの特性を理解しているので、より的確な判断を行える。そんな戦い方が内向的なリーダーには適しています。

そのような戦い方をするためには、まずメンバーのことを知らないと戦えません。

なので内向的なリーダーは、まずメンバーの長所・短所、得意分野などいろんな情報を仕入れて性格を把握しておくことで、状況に応じた適切な判断をくだしていけるようになります。

内向的なリーダーは外向的なリーダーと同じような戦い方でやっても、負けてしまいます。

内向的なリーダーには適した勝ち方があることを理解しておくと、自分の強みを活かして、周りも活かすようなチームが作れるのでやりがいがでてきます。

リーダーはなんでもできなくても大丈夫

私は前職で組織のリーダーを任せられていたことがあります。

当時は「リーダー」というものに責任感を感じて、なんでも理解しなきゃいけないし、メンバーよりもスキルが高くなければいけない!と思い込んでいました。

確かにそのような側面はありますが、リーダーは何も全部がメンバーより優れていなければいけないわけではありません。

自分はスキルはそんなに高くはなかったので、周りのメンバーの方がスキルが高い分野なんてのはいくらでもありました。

当初はそこに劣等感を感じていたりもしたのですが

だんだんと、逆に自分より得意な分野についてはそいつに任してしまった方がいい。ということに気がついていきました。

そのように考えるようになってからは、どんどんメンバーに任せるようになりましたし、メンバーも任されることで責任感が出てきて、チームとしてうまく回るようになってきました。

人は信頼されたり任されたりする、すなわち認められるとやる気がでるものなので、内向的なリーダーは周りのメンバーの特性を理解して適切に任せて仕事を振ってあげた方がいいと思います。

まとめ

このコロナの影響か、今後はジョブ型の組織になるだのと言われていますが

そのようなジョブ型の組織をまとめる人ほど内向的な人の方があっていると思っています。

メンバーの特性を知り、状況をよく観察し、柔軟に対応ができる。

今後のチームリーダーに適しているのは、実は内向的な人ほどリーダーに向いているのだと思うので

今のうちにしっかり周りを観察する力を養っておいた方が、後々戦える大きな力になるので、自分も今はリーダーという立場ではなくなったのですが、周りをみるという点においてはアンテナを常に張っておこうと思います。

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