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マーケティングの本

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マーケティングに関する記事まとめ
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#マーケティング

価値実現するプロセスと大事な1つのこと

世界を少し良くするには、良いモノを世に出すことで良い変化がきっと起こります。良い変化があると自分に良い報酬が返ってきて自分も良い変化が起こると言われています(玉樹真一郎氏の「コンセプトのつくりかた」から) 所属していたオプトではこのようなことを「先義後利」と言っていますが、サービスやプロダクトにおいては、ユーザーに価値を提供することで、ファンになってもらえたり対価が得られたりし、ビジネスが継続できることで、掲げたVisionや描いた世界観に近づいていける。価値実現している。

あこがれの存在から身内の関係に変わったブランディング戦略:ファンベース

前回紹介したPURPOSEはおもに企業の内側の視点でしたが、今回紹介する本は外側=ユーザー(ファン)に向けてのことが書かれた本です。 どちらの本も共通しているのはブランディングという考え方に対して「好きになる仕組みや仕掛け」をつくることで、「便利だから買う」「性能が優れているからこっちにする」といった合理的な判断ではない人間の感情を大切にしていることだと思います。 ファンベース 佐藤尚之 ちくま新書 2018.02 これまで多くの本を読んできた経験上、新書系の本(文庫本

【売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則」要約まとめ

【売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則」要約まとめ 最近読んだ本が面白かったので書きます!面白かったです(^。^)(^。^) 【売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則」 マーケティングの本です。 1994年の本だけど、2021年に48刷発行されてる位人気な本です。 おすすめです! まとめました♪ それではどうぞ〜♪ 売れるもマーケ当たるもマーケ マーケティング22の法則 ◾️一番手の法則 先頭をきれる分野をつくる ◾️カテゴ

あなたは「人々が求めているもの」が作れるか?

"Make something people want" 「人々が求めているものを作れ」 これは、Y Combinatorを作ったPaul Grahamの言葉だそうです。いつ聞いたのか定かではありませんが、スタートアップ界隈とはみじんも縁がなかった僕も、何かの拍子で読んだり聞いたりして、頭に残っていた言葉でした。 すごい技術、でもなく、圧倒的な美しさ、でもありません。「人々が求めているものを作る」というシンプルなことが、企業最大の課題です。"作る"という中にはプロダクトだ

「感動」のSTAR(スター)分析:後編

こんにちは、“映画おばけ” です。 企業様の広告コミュニケーションや、 プロモーションを企画したり、 サポートするお仕事をさせて頂いてます。 今回のnoteも、前回に引き続き、 感動の構成要素を整理するフレームワーク 「感動のSTAR(スター)分析」について。 『感動のメカニズム 心を動かす Work&Lifeのつくり方』 前野隆司 著 (講談社現代新書)より引用 前編では、フレームワークの前提となる、 「経験経済」「経験価値マーケティング」について触れました。 後

「感動」のSTAR(スター)分析:前編

こんにちは、“映画おばけ” です。 普段は、企業様の広告コミュニケーションや、 プロモーションを企画したり、サポートするお仕事をさせて頂いてます。 とりわけ、映画や音楽、漫画やアニメといったエンタメ商材に関わることが多い身の上ということもあり。 エンタメ体験にまつわる「面白い」という感覚を科学し、自身の企画のノウハウにフィードバックして体系的な整理をしたいなあと、色々な先行研究を調べています。 この度、前野隆司(まえのたかし)氏の著書『感動のメカニズム 心を動かす W

4P分析をマーケティングトレースで活用する際のポイント

マーケティングトレースをする際に、4P分析をどのように活用するのかを解説するnoteです。 4P分析は、企業が顧客に対して「価値」をどのように届けるのかを考える際に活用するフレームワークです。 この4つの要素で構成されています。 1. 4P分析の活用目的 4P分析を活用する目的は大きく下記3つです。 基本的にはSTP分析と4P分析はセットで考えます。 STPから導き出した理想とするポジショニングをとるために、 ・どのようなコミュニケーションをとり ・どのようなサービ

NFTプラットフォームOpen Seaのマーケティングトレース

最近は毎日聞くようになったキーワード「WEB3」 このカテゴリーで、トップを走る企業「Open Sea」に注目をしています。 直近の資金調達で、評価額は設立からわずか4年で133億ドル(約1兆5338億円)… 注目企業の全体像を理解しようと、マーケティングトレースで整理してみました。 注目を集めるWEB3、NFT市場でトップを走るブランドの戦略を理解するのに参考にして頂ければと思います! 2018年からNFT市場に張ってきたOpenSeaは、不確実性の高い新市場でリー

マーケティングを教えてほしいと言われてつくった資料を解説してみた。

どうも、桜井です。 とある場所でクローズドの講義することになり、そのためにビギナー向けのマーケティング講習資料をつくりました。ツイートでお知らせしたところ、何名からか参照したいとのお申し出をいただきましたので公開させていただこうかと思います。 ※本資料には著作権のある情報の流用があるため、出典元を明記しているため、再流用する場合はお取り扱いに十分ご注意ください! 本資料の目的はなにか本資料は学生向け(主に大学生)に「マーケティングを教えてほしい」という依頼から始まりまし

ビジネスパーソンが人文学の視点を学ぶことの意味

最近は、マーケティングの本より、文化人類学をはじめとした人文学系を学ぶことに時間を使っています。 人類学の特徴は、フィールドワークを通じて、人類の文化の共通性、異質性、多様性を知ることだと捉えています。 この文化の多様性を理解することの意味について考えたことを書いていきます。 人文学系を学んだ経験、知識がある人が求められる先日にツイートしましたが、SONYが文化人類学など人文学系の視点をベースに人と社会を研究する人材を募集していました。 dodaの募集要項をみてみると

市場シェアを意識すること、そして1位を獲得することの意味

今日は市場シェアとの向き合い方について書いていきます。 マーケティングの仕事をしていても、売上、利益、CPA、CVなどの数字を追っていても、市場シェアを意識できていないケースが多いのではと思っています。 市場シェアを意識しなくても、目の前の仕事はできます。 しかし、市場シェアの理解、獲得に関する考え方が甘いと、数年後には痛い目にあっている…ということがあります。 必ず理解しておきたい項目を整理してみたので、ぜひ戦略を考える参考にしてみてください。 市場シェア率によって

“競合”は“敵”ではない! SNSマーケティングを切り拓く【第12回 池田紀行のマーケ飯】

「マーケ飯」第12回のゲストは、株式会社ホットリンク CMOのいいたかゆうたさん(@yutaiitaka)。 今回のテーマは「2社のマーケターが想うSNSマーケティングの現在地と志向」。ともにSNSマーケティングを強みとするホットリンクとトライバルメディアハウス。2人の目に、現在のSNSマーケティングはどう映っているのか? 今後どう変化を遂げていくのか? さらに、競合でもある2社がお互いに対し何を感じ、どんな違いを見出しているのか。 日ごろから池田とマーケティング談義で盛

宗教から逆算するオンラインサロンのコミュニティ設計と運営戦略(おまけのみ有料)

オンラインサロンに入ってみて半年たったのでコミュニティ設計を考える、というnoteの続きです。 前回のnoteでは参加者目線でコミュニティを類型化してみたのですが、今回は主催者目線でコミュニティをどう設計するのがいいのか?というのを探ってみます。 コミュニティ=中小規模の連帯のある集団とした場合、これってビジネスの顧客集団やお店のファンや常連さんとの小さな輪っかでも同じですよね。 つまり、いわゆるコト消費とかストーリーを作れとかマーケ界隈で叫ばれているアレを、どう仕組み

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コロナで思ったことを書こうかなと思ったけどまずは自分の自己紹介から。

カケヒといいます。筧と書いてカケヒ(@kakehi_)です。 家に引きこもり生活も2ヶ月弱。そろそろ重い腰を上げてnoteをそろそろ書いてみるかなと思った次第です。 あまり意味のあることを書けるかわからないので、とりあえず備忘録的に書いていきます(ビールが好きなのでビールの画像を入れ込みました) とはいえ、誰やねんということもあるので、自己紹介からですが、広告代理店につとめて13年目になります。 キャリアとしては、東京の代理店に入ったと思ったら、名古屋支社配属になって