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北朝鮮の子供達を見て感じる事

無題のプレゼンテーション(3)

北朝鮮の生活について密着している映画

私は、アマゾンプライムを使って「太陽の下で -真実の北朝鮮-」を鑑賞しました。あらすじとして 8才のジンミは模範労働者の両親とともに平壌<ピョンヤン>で暮らしている。彼女は限られたエリートのみが入団を許される「朝鮮少年団」に入団し、ダンスの練習に余念がない。エリートの娘を持った両親は仕事仲間からの祝福を浴び、まさに“理想の家族”の姿がそこにはあった。しかし“庶民の日常”を映し出すドキュメンタリーの撮影のはずが、カメラに映し出されたのは北朝鮮の“徹底的に演出された”姿だった。スタッフは、撮影の目的を“真実を暴く”ことに切りかえ、録画スイッチを入れたままの撮影カメラを放置し、隠し撮りを敢行したドキュメンタリーである

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北朝鮮の学校事情 (朝鮮少年団について)

満14歳で加入する金日成・金正日主義青年同盟の盟員証を受け取る時には、自分の肉体的生命より大切な社会政治的生命を象徴するのが盟員証だと教育される。この教えは社会政治的生命体論と呼ばれ、金正恩を頂点とする北朝鮮の体制=国体に心身をささげることによって永遠の生命を授かるという考え方である。

現在の私たちには恐ろしく感じられる概念だが、笑ってばかりはいられない。この概念には、戦前日本の「国体論」の影響を指摘する議論もあるからである。金日成時代の思想体系を理論化した黄長燁(後に韓国へ亡命)は、朝鮮半島が日本の植民地だった1923年に生まれ、日本の中央大学法学部で学んだ経験を持っている。だから、戦前日本の思想を参考にしていても不思議はないのだ。

朝鮮少年団は金正日総書記が1970年代に作った、小中学校の児童、生徒に対してウサギや犬の皮、薬草、山菜などを供出させ、輸出して外貨を稼ぐという「ビジネスモデル」の奨励のために設けられたものだ。1974年の政令に基づき、金日成少年栄誉賞と青年栄誉賞が、2012年には金正日少年栄誉賞、青年栄誉賞ができて、受賞者は勲章が授与され、将来が約束される。

これは一般的に「金日成・金正日栄誉賞」と呼ばれ、以前からカネで売買されていたが、最近になって価格が上昇傾向にあると北朝鮮北東部の経済特区、羅先(ラソン)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

無題のプレゼンテーション(5)

学校教育の政治的中立性の大切さ

学校教育のシーンでは、先生が政治的背景を説明せず、アメリカと韓国が敵であるという内容で説明が行われているが事実は異なる。
考え方として 敵 味方 というのはおかしい
世界は二つに分裂しその境目が朝鮮であるという説明が正しい。
日本では、政治の中立性を保つために様々な法整備がされてきた。

政府が政治的中立を強調するようになった理由について、木田宏は次のように論じている。 「我が国の政治が政党政治の華を咲かせるようになってきたこと、教育委員の選挙が政治的色彩を持ち込むことに連なったことなどから、教育の場が選挙運動に利用されたり、教育の中に、党派に偏した内容を持ち込もうとする動きもまた目立つようになってきた」。 このため、昭和29年に、教育2法が制定された。

無題のプレゼンテーション(5)

最後のジンミの言葉を聞いて

この映画の最後に主人公のジンミに対して「少年団に入ったら何を期待するの?」という 問いかけに関して「少年団は組織的な活動を行います。そうすれば 過ちにも気づくことができ 大元師様のために何をすればいいのかわかります。」とその場で思い付いたかのようにスラスラと答えていた。
これが、教育や環境による洗脳なんだなぁと感じました。
最後のととどめとして感動したのは、楽しいことを思い浮かべて と言われた事に対して「何?よくわかりません」と答えたことに悔しさを感じた。
子供が楽しいこと 楽しさの意味を理解できていないなんて悲しすぎる
やっぱり 規律、情報統制によって制限されると何が自由なのか分からなくなるんだと感じました。

皆さんも世界の自由について考えてみてください

無題のプレゼンテーション(6)


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