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1年間のふりかえりをふりかえってみた

この記事はふりかえり Advent Calendar 2020 の24日目の記事になります。

今回は、この1年間のふりかえりをふりかえりたいと思います。普段から仕事の内容はふりかえるもののそのやり方をふりかえってこなかったなと思い、いい機会なのでやっていきたいと思います。

自分の現在のふりかえり

自分は現在、いつかはチームでという思いがありながらも、個人でのふりかえりをメインに行っています。(個人でのふりかえりは3年の社会人生活でやらなかった日はほとんどないというくらいで、アウトプットのメモは500日分を越えました。)

やり方はこの3年の間で変わりましたが、現在はY(やったこと)、W(わかったこと)、T(次やること)のフレームワークを個人用にいじって行っています。
具体的にはTの部分をF(楽しかったこと)に変えた『YWF』を実施していて、最近はこれに『読んだもの(気になった記事等を読んだ感想)』をプラスしています。

このようにした経緯等はまた別の機会にでも書きたいなと思います。そもそもふりかえりの形は自由ですので、これが正解というわけでもありませんし、その時にあったふりかえりができていれば手法は何でもいいと思っています。

自分の一年のふりかえりの良かった点(Keep)

次に自分の1年間のふりかえりをふりかえってみようと思います。まずは良かったところ、継続していきたいところからです。

・ふりかえりの他者への共有
・良いと思ったものを素直に取り入れることができた
・感情を表現するようになった

まずは他者への共有の部分から。自分の場合は、ふりかえりがマンネリ化してあまり楽しいと思えなくなってきたときに『他の人に共有するといいよ』というアドバイスを受けて、仲のいい同期に共有し始めたのがきっかけです。

この共有、大きく分けて二つのいいことがあると思っています。一つ目はリアクションです。ふりかえりの投稿に対していいねのリアクションがあるだけでも読んでくれているんだと続けるモチベーションはあがります。(このnoteもいいねしてくれると非常に喜びます。)
二つ目は貢献です。リアクションに近いのですが、ためになった、上司に聞かせたいなどいろいろコメントがあると、少なからず人の役に立っていると実感でき、これもまたモチベーションアップにつながります。

二つ目の良いものの取り入れというのはまさに近頃取り入れた『読んだもの』がそれにあたります。これはサイボウズの綱嶋さんのつなレビューからいいなあと思って取り入れたものになります。

これまでふりかえりの形をいろいろ変えてきましたが、根底には『ふりかえりって自由でいい』という考えを持ち続けているからこそ、他人のふりかえりやその他いいなと思ったことを取り入れて形を変えられているのだと思います。

3つ目の感情の表現についてです。去年はW(わかったこと)には本当に理解をしたことを記載することが多かったのですが、今年からはもやもやした感情や嬉しかった感情、またその原因も書いています。W(わかったこと)を拡張している感じです。
感情やその原因を言語化することで、自分がこういう人間なんだということが多少はわかるので結構おすすめです。感情を表現し続けることで自分はかなり思ったことを素直に吐き出せるようになった気がします。

自分の一年のふりかえりの問題点(Problem)

次は、問題点(というよりはもっとよくしていきたいところ)です。

・ふりかえりを共有する範囲
・チームへの導入
・フラクタルな構造にかけている(週単位、月単位でのふりかえりがない)

一つ目のふりかえりの範囲についてです。現状は仲のいい同期に共有することでそれがモチベーションにつながっていますが、もっといろいろな人に見てもらうことで様々なフィードバックがあるのかもしれないと最近考えるようになりました。

二つ目のチームへの導入ですが、現状は個人でのふりかえりしかやっていません。チームでのふりかえりと個人のふりかえりでできることに違いがあるのかはわかりません(場作りなどはそうかもしれません)が、みんなでワイワイしながらふりかえりをまたやりたいなという思いはあります。来年はチームで仕事をする機会があるかもしれないので、すかさずアクションを起こしていきたいです。

三つ目は日ごとでふりかえりをしていても、週や月でふりかえりをしていないなとこの1年のふりかえりをふりかえってみて思いました。

人間は学び直しをしないと、どんなにいいことを学習したとしても、1週間後にはその2~3%しか残っていない生き物です。それと照らし合わせると自分の今のふりかえりは学び直しがないので、1週間前のふりかえりはまるで思い出せません。定着のためにも学びなおす機会は必要だなと考えています。

次の一年のふりかえりで試したいこと(Try)

・月一回、このnoteに月単位でのふりかえりを書いてみる

自分はTryを書くのが本当に苦手です。それゆえにTry系のアクションはすべて自分のふりかえりから排除してきたくらいです。(とはいえぱっと思いつくものは書き留めて実践していますが。)
ただ、今回のTryは自分の今抱えている2つのProblemを一気に解決してくれるものなので、我ながらいいTryを思いついたなと思っています。
実践するために、自分という怠惰な人間を考え、きちんと実行できるような仕組みを作る必要があると考えています。まずは年末にこの1年をふりかえるところから始めようかな。

終わりに

このような感じで、1年のふりかえりをふりかえってみました。500日もふりかえりをしてきても、なおこれだけ思うことがあるなんてふりかえりはとても奥深いものだなと感じています。

この1年もふりかえりを怠らずやってきましたが、この1年間続けてみて、自分という人間が少しわかってきたような気がしました。こんな自分でもいいところがあるじゃんと思えたり、こんなところにもやもやするんだということがわかったりなどです。

来年もこのアドベントカレンダーにふりかえりのふりかえりを書くことができるように、自分のふりかえりを来年もアップデートし続けたいなと思います。


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