「単身赴任」という制度について思うこと
「単身赴任」をするかどうか、、、いざ選択に迫られた際にどう考えると良いのでしょうか。
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こんばんは、森本です😗教育に関わるお仕事をしながら、２人の男の子の子育てを頑張っています。
今日は、「単身赴任」について思うことを整理してみたいと思います。佐賀県に家を建てると決めた後、「単身赴任」する道をとるか、「家族とずっと一緒に過ごす」ほうを選ぶかで悩み、結果的に「単身赴任はしない」という選択をして転職をする決断をしました。
今日は「単身赴任」についてフラットに見て、僕が感じるメリットもデメリットも書いてみたいなと思います。
今の時代背景を整理します
あえて書く必要もないかもしれませんが、単身赴任とは家族とは離れて居住地と別の場所に赴任をして生活をすることです。全国に事業所があり、全国転勤がある会社では今でも割と当たり前に存在している制度だと思います。
ちなみに僕も前職の会社は単身赴任の制度がありました。
単身赴任という制度は、これまでは「仕方ないよね」という感覚だったと思います。会社の中での出世という判断基準で考えると、避けては通れない道だったはずです。
ところが、ここ最近は潮目が変わってきているように思います。
潮目が変わっている理由はいくつかあると思いますが、一つはリモートワークが市民権を得てきたことがあると思います。
新型コロナウィルスの影響もあって、様々な場面で急速にオンライン化が進みました。そうなると今まで会社に集まってしていた会議なども、「オンラインでよくない？」みたいな空気になります。今までは現地に出向く必要があった仕事が自宅や、自宅近くのカフェなどでもできるようになったケースは多くあったと思います。
もう一つは、若い世代の空気感です。
以前のように会社に所属してポジションを上げていくことに興味がある人が減っていると思います。一つの会社に勤め続けるという難易度が高くなってきているというのもありますし、単純に「面白いことができれば立場はなんでもいい」みたいにとらえる人が増えているなという肌感があります。
ここまでを整理したうえで、僕の考えをまとめると、、、
「単身赴任」という制度は終身雇用が前提の中では成立しやすかったけど、オンライン化・社会の価値観の多様化が進んでいるので、単に会社が押し付けるだけでは厳しいよね。
という感じだと思います。少なくとも単身赴任を前提とする働き方を強要してしまう会社からは人材の流出は加速すると思います。時代の流れです。
単身赴任のメリット
偉そうなことを書きながら、単身赴任をするメリットもあると思っています。物事は何でも光と影です。
同じような内容を書いている記事は探せばたくさんあると思いますので、ここではあえて絞ると「収入」と「一人の時間」の２点だと思います。
単身赴任をする場合は、会社から何らかの金銭的な援助が出るケースが多いのではないかと思います。なので、世帯収入としては単身赴任をしているほうが増加します。大きなメリットだと思います。
続いて「一人の時間」が増えることも単身赴任をするメリットになると思います。仕事から帰ってきて、何をしてても誰からも何も言われません。一人でしたい趣味が多い方などは向いているのかもしれませんね。
単身赴任のデメリット
一方でデメリットもあります。僕は先ほど書いたメリットとデメリットを比較して、単身赴任をしないという選択をしました。
いくつか列挙することもできますが、ここでは家族との関わりについて絞って書きます。
僕が思う最大のデメリットは、家族や子どもの感情の機微・成長をリアルタイムで感じることができないことだと思います。子どもがいる父親として、この「リアルタイム」がなくなってしまう損失は大きすぎます。子どもたちとの関わり方で妻が悩んでいても、すぐに話をすることができなくなります。
家族で生活する環境が変わると、次第に会話がかみ合わなくなります。当たり前です。見ている景気、過ごしている時間、お互いが会っている人がまるで違うんです。
家族との生活を軸に考えるとデメリットは大きいなと思います。
まとめると、、、
今の時代背景も僕なりに整理したうえで、単身赴任という制度のメリット・デメリットについて書いてみました。
メリットは「収入」と「一人の時間」の確保
デメリットは「家族との時間」を失いやすくなること
です。
何事も表裏一体です。いいこともあれば、悪いこともあります。選ぶ側の価値観が大事なので、判断基準をきちんと持っておきたいですね👀✨
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、また！
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