「当たり前」の基準を上げることが大切という話

明日からCAN!Pの経営合宿です。
今は合宿での議論に必要なデータを整理していました。

【CAN!Pでクラウドファンディングに挑戦中です】

さて、今日は「当たり前」の基準を上げることが大切だよという話です。
今までしっかり仕事モードの頭だったのでその延長で書いていきたいと思います。

最近、職場で後輩が増えたせいかアドバイスをすることが増えてしまいました。基本自分から好んでアドバイスはしないようにしているのですが、求められたらなんとなく思うことは伝えるという感じです。

自分が若手の頃の感覚を覚えているのでよく理解できるんですが、後輩や部下はアドバイスをした上司や先輩の姿をむちゃくちゃよく見ています。
たいしたことないと思われたらその時点で何を言っても効果がないし、影響力も失ってしまいます。

後輩に言う以上は最低でも後輩がやっている以上に自分がやらないと話にならないよな、と思わされる日々です。

謎のプレッシャーを自分にかけて、今日も明日も生きていきます。

最近の自分自身の仕事風景

今日はよく人と話した日でした。普段のルーティン業務に加えて、
・後輩との1 on 1
・新年度から入会希望の保護者面談
・アルバイトスタッフ面接

これ以外にもメンバーからひっきりなしにチャットで書類の確認依頼や業務依頼が届き、それをさばきながらスタッフが足りなければ足りないところのカバーに入ります。

誰かから連絡が入ってこない時間がないので、まとまって考えたり整理したりする時間はどうしても早朝か夜になります。

すっかりこんな感じの日常になってしまっていて、どうしたものか。
一方でこの状況を求められている立場にいるので、別に不満があるわけはなく「当たり前」と思って淡々とやっています。

キャリアアップを目指したいというのであれば、、、

最近よく「キャリアアップを目指したい」という雰囲気を感じます。
プレッシャーを与えてしまいそうなので先に書いておくと、これは社内のメンバーということではなくて、世間の一般論としてです。悪しからず。

転職や副業が当たり前になり、今まで以上に「個人で」何かしらのスキル・経験を身につけていく選択肢がむちゃくちゃ増えた影響だと思います。

SNSの影響も大きいですね。
自分と同世代の人たちがキラキラした発信をしているのを見ると、「自分も近づきたい」「もっとできるようになりたい」という欲が出るのもよく分かります。

前回のnoteでも書きましたが、キャリアや収入については業界や運の要素もかなり大きいと思うので、努力したらなんとかなるというものでもないような気もしています。
が、やらないよりはやったほうがなりたい姿に近づいていく確率が上がるというのは真実かな、と。

ちなみに、自分はキャリアアップに対してどういうスタンスをとっているかも明確にしておきます。

端的に言うと「ポジティブにあきらめている」という感じです。

キャリアを上げていくというのは何かしらの競争の中で勝ち上がっていかないといけない構図の中で、ずっと頑張り続けないといけない状態になります。

自分は戦略的にそこからドロップアウトしたと思っていて、だからこそ地方に住み極力生活コストを下げて暮らす生き方をベースにすることを選択しました。
結果的にこの選択にはかなり満足しています。

できることなら、自然の中に身を置いて自分で食べるものは自分で育てたり、許されるならひたすらのんびり釣りでもしていたいヤツです。

そういう暮らしがベースとしてあり、あくまで仕事はその上に乗っかるものとしての位置づけであり、その中で新しく挑戦できることを見つけていきたいなと思っています。
かといって仕事をのらりくらり中途半端にするわけではなく、CAN!Pの中では日々全力でやっているという感じです。

そんな感じのスタンスなので、もし今自分がしている仕事を自分以上にできる人が現れたら遠慮なく譲るし、その分自分は別の役割を探していこうかなくらいの感じです。

自分自身がこんな感覚で生きているので「キャリアアップを目指したい」という人がどこまで本気でそう思って、どこまで本気で行動しているんだろうかと思います。

家に帰ってのんびりテレビを見ているなんてのは話にならなくて、人よりも努力して競争して勝つんだから、仕事の時間内でやるなんてのは最低限でそれ以上にやるのは「当たり前」という感覚でやらないといけないと思うわけです。

そうそう。

”仕事の「コスパ」「タイパ」がいい”という考え方についても違和感があって、「コスパ」がいい仕事はみんな狙うから競争率が高くなるし、「タイパ」がいい仕事は誰でもできてしまうからすぐに取って代わられてしまうんじゃないかなと思います。

なんとなく手前の取り分だけしか見えていない気がして、「コスパ」「タイパ」が悪いからこそ参入障壁が高くなるわけで、やった分だけ最終的な取り分が大きくなるという考え方がごっそり抜け落ちているように思えてなりません。

「当たり前」の基準を上げ続けるしかない

今の自分があえて「まだまだキャリアアップを目指すぞ」と考えるとしたらどう行動するかなと考えてみました。

・今やっている仕事で結果を出すのは当たり前
・そのうえで新しい事業案をガンガン作って上司に出してみる
・そして「こいつは信用できるな」というポジションを取り、自由に行動・意思決定できる範囲を広げる

そのうえで、、、

・自分の今の仕事に掛算できそうなポジションを模索する
・スキルアップのために毎日勉強する
・SNSでの発信も毎日がんばる(数値目標も明確に決める)
・新しい人脈づくりのために積極的に新しいコミュニティに顔を出す

とかは最低でもやりそうだなと思いました。

やるからには自分の中をの「当たり前」の基準を上げる続けることの一択で、他の人からだと大変そうだなと見えることを平然とやれるようにならないといけないんじゃないかな、と思ったりします。

実際の今の自分がこれを全部やるかと言ったら、本来大事にしたい部分が完全に崩壊してしまうので、「やらない」という選択をします。

しかし、まだまだこれからキャリアを上げていきたいと思っているのに、自分が置かれているのがどういう状況か分かっていなくて「やっていない」という選択をしてしまっているなら、いつか詰む可能性があるので気をつけたほうがいいよなと思います。

繰り返しになりますが、他人との評価軸ではなく自分の中での「当たり前」の基準を上げ続けていくということがすごく大事だなと思います。


気づけば長々と書いてしまったので、このあたりで終わります。
明日明後日はがっつり仕事をやる2日間になりそうです。
やるときはやります。

それでは、また。

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森本直樹@教育/子育て/田舎暮らし
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