ツイッターについての意味不明な説明「模」
# 模 というタグで呟いているものは、明確に元ネタがある。これらに限らず、何かのパロや後追いや茶化しになってしまっていることはあるが、特に自覚しており、区別もしておきたい場合に、タグを付けていた。
まず「花見んと群れつつ人の来るのみぞ あたら桜の咎にはありける」という歌が、能「西行桜」にあるらしい。俺はこれを「あたら桜の咎」部分だけ覚えてて、語感から「なんでもかんでも桜のせいにはできない」だと思っていた。しかし文意は正反対で、「(桜の開花は喜ばしいが)客人が来てうぜーんだよな」と詠み手は言っているらしい。そこに桜の化身が出てきて「流石にわしのせいではない」と反論される、そういう話の展開らしかった。本当は(表面上)責めていた人を、俺は庇ってる人だと取り違えてたのが、ちょっと面白かったという、何も面白くないですね。
「星の王子さま」の原題が"Le Petit Prince"(ルッ・プティ・プランスみたいな発音)らしいのだけど、プッチンプリンみたいじゃん、と思った。終わり。
OVA青の6号のEDテーマ「みなそこに眠れ」が好き。この「みなそこに」を俺は「皆/そこに」と「水底に」のかけ句だと取っていて、それ込みで英訳[何故?]するとこうなるのでは、のツイート。
ヒーホーはロバの鳴き声らしい。タリホーは狩人が猟犬を放つ合図で、軍人が敵を見つけた時の合言葉にもなり、いずれも「かかれ」のような意味らしい。ヨーホーは舟の漕ぎ手のかけ声。ハイホーはため息のオトマノペ。ヨロレイヒーはヨーデル。
個人的に、「ヒーホー」はカウボーイのイメージがある(イェーハーが正しい?)。「ヨーホー」も海賊のイメージが強い(「ヨーソロー」は日本語)。「ハイホー」を連呼するディズニー白雪姫の七人の小人の歌は、日本での翻訳では一時、くたくたで帰る炭鉱夫だったのが陽気な雰囲気にされてしまったりしたらしい。アトラスゲーのジャック族の口癖は「ヒーホー」、FF9のドワーフやジョジョの死神13の口癖は「ラリホー」。軍事の「タリホー」はヘルシングのどっかで出てきたような。
全体に、ググった程度では由来がハッキリしなくて、俺のツイートは語感の似たものを羅列してみただけになっている。ホーで終わりがち。きつい労働の紛らしでありがち。なんでだろうね。
中国語、スワヒリ語、スペイン語、沖縄言葉で「なんとかなるさ」だとされるもの。これも認知度と裏腹に出所が怪しいものが混じっている。許しを他地域に期待するみたいなノリ、あるんじゃねえかな。
「全ての道はローマに通ず」と「平家にあらずんば人にあらず」。権勢のたとえの括りで並べたつもりが、ローマの方は帝国を肯定した言葉っぽく、俺の認識がズレていた。
テセウスが迷宮から脱出するためにアリアドネに糸玉を渡された話、ヘンゼルとグレーテルが森から家に帰る為にパンくずを落としていった話、洪水後に放たれた鳩が陸地からオリーブを持ち帰った話。
帰る時の目印にするもの。アリアドネの糸は世界樹シリーズで帰還アイテムになっており、パンくずは「パンくずリスト」としてウェブデザイン用語になっている。
英雄の急所。
名前が「動物名+道具」の生き物。キツネノエフデとサルノコシカケはキノコ、カツオノエボシはクラゲらしいです。まだまだあると思う。
同時期に聞いてた「ゆらゆら帝国で考え中」と「MANGA SICK」の両方で歌詞に「漫画」が出てきた。前者は漫画に入っていき、後者は漫画から出ていくんだけど、両者とも、漫画通りになる訳ないよ、みたいな空気は通底するものがあると思う。
それぞれ「うめぼし」「なっとうばかりくっててもいいのか」「日本印度化計画」の歌詞で、食い気が前面の曲。古いのは親の影響。
「マージナルビビットワーカー」はゆめ2っきに出てくるエフェクト。おそらくわざと意味不明にしてある単語で、ゲーム内で入手して使ってもよくわからない。外見はやたら不穏。
意図的に無意味だと思われる造語リスト。クラムボンはプランクトン説がもっともだと思うので、本来はじくべき。オドラデクは人の記事で見かけたもので原典を当たっていない。
「彼岸島」「鬼畜島」「自殺島」「パノラマ島綺譚(丸尾末広コミカライズ)」「冒険エレキテ島」で、全部「島」が入る漫画のタイトル。彼岸島、鬼畜島、パノラマ島奇談(原作)は、通し読みしたことなし。「グルタ島日記」入れればよかったな、とあとで思った。
「王立宇宙軍 オネアミスの翼」「October Sky」「我らコンタクティ」「なつのロケット」で、全部宇宙にロケット飛ばす話。
「トランペット吹きの休日」「ローマの休日」「アクアノートの休日」「惑星9の休日」でタイトルに「休日」が入るなんらか。トランペット吹きの休日は休めないらしい。ローマの休日とアクアノートの休日はタイトル以上の中身を知らないので、そういうことをする俺はカス。「惑星9の休日」はいまだに好きなので、みんな読んで下さい。
前3つは、全て漫画「少年少女(福島聡)」「中村工房(中村光)」「さいはて(小林銅蟲)」に出てきたよくわからない生物。宇宙犬は現実に人間の代わりに宇宙に打ち上げられていたらしい犬の総称。「地球ネコ」は平沢進がみんなのうたに提供した曲。
無いものを有らしめる為に、無いもの自体が必要じゃないか、みたいな、気持ちのうえでの循環構造があるやつ。最後の「便りがないのはいい便り」だけは逆に、無いけど有るだろ、という無茶な言葉。
絵。ラブという程ではない。有名なので知っている。
怪物のラブなもの。大群である、影が人間、一頭あたり一人しか殺そうとしない、あたりが、死者の沈黙性を際立てていて好き。
最近知ったが、これの初出を編集したボルヘスという人は大法螺吹きらしいので、実は歴史の浅い怪物なのかもしれない。
自作曲MAD(というジャンルがある)のラブなもの。
中でもこれは「元動画側が音MADにされる目的で提供した素材」でできているらしく、原曲と素材のどっちも権利問題を回避している、(当時としては)化物的存在。遭遇した時はマイリス300代の地味動画だったが、その後に流行り、そういうのの宿命としてコメ欄はこんなんなってしまった。二次MAD・二次オリジナル曲が量産されたのはよかった。
「隊伍は行く 森冴え渡り 死を否む 苔の餅食む 友爆ぜるにも」(削除ツイート)
# ニンジャ歌会 というファンメイドタグに出した57577。声に出すと「サワタリ」「ナム」「モッチャム」「ジェロニモ」が出てくる、みたいな遊び重視のやつ。投稿後、なんかこっぱずくなり消してしまった。
でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?