新たな環境への不安

新年度開始に向け、私の生活にも変化が起きている。

新しい環境で働くこととなり責任も増える。

より大きな責任をもって働く、ということは自分の裁量が増えるため喜ばしいことだが、一方不安も大きくなる。


私のいる業界は人の入れ替わりが激しく、私の職場も例外ではなく異動が多い。

私自身が異動することになったが、新しい職場との連絡が不十分でぎりぎりなってやっと新年度の出社日が決まった。

今までより大きな責任を伴うポジションで働くため事前準備も色々と必要なはずだがあちらから連絡は来ず、自分から連絡したところやっと出社日を決めるに至った。

自分がもう少し早く動き出していればこんなに焦る気持ちはなく準備を進められていただろうが、私の頭はまわっていなかった。

今も新年度への不安、知らないことへの不安や恐怖は消えずこうして気持ちを文字にして落ち着かせようとしている。


新たなことを始める前に不安を感じるのは当然のことだと思う。

周りの人はきっと自分より準備ができている、パニックになるくらい不安を感じているのが自分だけかもしれないと思うともっと不安になってくる。

今の私がまさにそんな状態で、食事をしていようが読書をしていようが関係なく次の仕事への不安がよぎる。

私はよく真面目だと言われるが、真面目な性格を持つ人ほどこのような気持ちになりやすいのではないかと思う。


どんなに心配したって時間の流れは変わらないし、目の前のできることをやればいいと頭では分かっていてもなかなか実行できない。

つい不安になったり心配したりしてしまう。

こうしてまだ来ぬ未来のことを考えて不安になってしまったときに私がやることは決まっている。

私とは違う性格を持つ友人に話を聞いてもらうのだ。

自分の状況を客観的に見る事ができれば不安な気持ちが落ち着くため、自分の状況を話して今できることのアドバイスをもらう。

大抵の場合、そのアドバイスは「できることはやったんだからあとは待ってみよう」である。

自分でも同じことを感じているのだが自分で自分を説得しきれず、他人に背中を押してもらう感覚だ。

いつもこの役目を担ってくれる友人には非常に感謝している。


自分だけでなんとかしてみようと思うと大抵精神的に潰れてしまう、そんな自分の弱さを受け入れて新たな環境で働きたい。

周りの人をたくさん頼って、たくさん質問をしていくことが私の目標だ。

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