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【Episod2-㊶】夏休み学童クラブでのお困りごと


50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~シングルマザー本章〜


小学校一年生の夏休み、娘は学童クラブで自転車や一輪車に乗れるようになり、
たくましく成長。

しかしながらある日、今日は学童クラブに行きたくないと言い出したのです。
学校と違い行かせること(教育を受けさせる)義務があるわけではないですが、
さすがに小学校一年生を
1日中家に一人で留守番させるわけにも
いきません。
更に困ったことに、その理由を言語化できないのです。
言いたくないとかではなく、きっと自分でも嫌な気持ちの源が理解できないのでしょう。

何とかなだめて学童クラブへ連れて行き
その日の帰りに指導員の先生に話を聞くことにしました。
とはいえ嫌がる娘を無理矢理預けてきたので
私自身も1日中落ち着きません。

やっと長かった就業時間が終わり、
自転車を飛ばして一目散にお迎えに。
片道40分、駅にして3駅分は元々長いのに
更に遠くに感じます。

幸い学童クラブに着くと娘は友達と楽しそうに遊んでいて一安心。
それでも無かったことにして帰宅したら、
また明日学童クラブに来るのをいやがるかもしれません。

指導員の先生に、娘が学童クラブに行くの嫌だと言う理由に心当たりがないか聞いてみました。

するとすぐに
「掃除の時間が嫌みたいです」
と言われました。
掃除の時間?
私の納得出来ない顔を見て、
更に説明してくれた内容はこんな感じでした。

夏休みは普段と違って長く学童クラブにいるため、子供たちにも掃除をさせている。
何箇所かに分けて、各々週番制で違う所を掃除する。
先週娘はトイレの担当になり、その際に一緒になった年上の女の子達と上手くいかなかったらしい。

なるほど
何となく想像がつきました。
娘は一人っ子なので兄弟姉妹喧嘩を
したことがありません。
私は三人弟妹だったので、
その熾烈さをよく分かっています。

兄弟姉妹は友達と違って親が同じなので、
生活の中で利害関係が発生します。
おやつを一人だけたくさん食べたとか、
〇〇を買ってもらったとか…

学童クラブは学校とは微妙にちがい、
生活の場でもあるため、この利害関係が絡むと急に辛辣になる場面も推測されます。
そんな時、一人っ子の娘は弱いのです。

この推測を指導員の先生に尋ねると
大体そんな感じですと言われました。

その後、掃除の時間指導員の先生も気にかけてくださり、娘も馴染んでいけたようです。

一輪車に乗れるようになっただけではなく
心も少し強くなれた夏休みになりました。

次回:一泊のキャンプが永遠に感じるほど苦痛


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