見出し画像

3月31日(水) 0か100の世界

3月も終わり。

久しぶりに空を撮った。
いつも18時に日が落ちるからと思って空を見たらまだ太陽がいた。今日の日の入りは18時12分だった。

意気揚々とカメラを構えたら建物が映る。
おかしいな、撮るの下手くそになったかなと思ったけれど、日の入り場所が北に少し傾いているのだった。ちょっと撮りずらいなと思いながらシャッターを切る。

季節の変化を感じた。

久々にほぼ日手帳を開いて、予定やら何やらを書き込んだ。それだけで冷や汗が出た。
カレンダーが文字で埋まっていくのは怖い。
ひとつひとつの予定はそこまで重くないのだけれど無性にドキドキする。

よっぽど重要なこと以外は書かないほうが心にとってはいいかもしれない、と書き終わってから気がついた。それから字数を減らすとか、文字ではなくてマークにするとか。

手帳に貼るためのシールを買った。
明日にでも届くはず。
気分の上がることは積極的にやっていきたい。
2021年の抱負はそれにしようかな。

ほぼ日手帳はページの後ろに100のリストがある。
タイトルに「心がワクワクすること」と書き込んで、思いついては書き進めている。
甘いもの食べる、お菓子食べる、散歩する、歌う、踊る、読書する、ケーキ屋さんのケーキ、パン屋さんの焼きたてパン、コーンスープ、あたたかいおうどん……8割くらいが食べることだった。

ワクワクすることにシールも書いた。
保育園時代、シールで出席をとっていたなと。
小学校時代、シール集めしていたなと。
今日も生きて偉かった!と一日の終わりに日記に貼ってしまえば全部大丈夫になる気がした。

体調の様子伺いばかりしている。

あと2週間もすれば大学が始まる。体調が不安だなという話を親にしたら、「とりあえずやってみて後で調整すればいいんじゃない?その場その場で対応してけばいいさ〜」と言われた。
なるほど、と思う。
調整するとか、その場でとか、そういう考えがなかった。

思えばひとり暮らしを始めた頃もそうだった。
上手くいかなかったらひっそり死ぬかと本気で思っていた。両親に「困ったら頼ってくれればいいよ」と言われるまでその選択肢が頭に浮かんでこなかった。言われた後もよっぽど追い詰められない限りは一人で抱え込むのだった。
0か100しかない世界に住んでいる。
そのことに普段は気づいていない。
人と話していて、自分の頭の固さや視野の狭さに驚く。笑ってしまうほど不器用だなと思う。
早くそんな世界から抜け出したい。

4月はどんな1ヶ月になるだろうか。
入学の頃に桜が咲くというイメージはもう当てはまらなくて、先日の散歩で見かけた桜には美しい若葉が輝いていた。

何事もほどほどに、がんばらないでいきたい。
おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?