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「話題」について

誰かと食事に行ったり、飲みに行ったときの話題について、思うことがありましたので書いてみます。

メンバーにもよるのですが、とあるコミュニティで飲みに行ったとき、カルチャーショックを受けたことがありました。
私より歳上の女性たち、それから、ひとまわりふたまわり離れた若い方たちもいました。
話をリードするのは私たち世代なわけですが、話題が「恋愛」「芸能人」「噂話」に終始したことでした。何度か行きましたが、全てその話題でした。
それが悪いというわけではありません。楽しく感じているから話すのでしょう。

「恋愛」に関しては、私たち世代はもう関係ないから若い人の誰かと誰かがお似合いだとか、どんな人がタイプかを聞き出す、が中心でした。
正直そこまで他人に興味が無いので、ある意味驚きを持って聞いていました。そんなに人の恋愛について聞きたいのかと。
嫌だとかではなくて、本当にずっとその話だったので、私は言うことがないんですよね。「へー」くらいの反応だった気がします。

「芸能人」に関しては、◯◯というアイドルがイケメン、かわいいなど。私はほぼ知らなくて、興味もないし、浦島太郎状態でした。逆にこの話題でずっといけるのはすごいと思いました。若いアイドルに興味があるんだと、これも驚きを持って聞いていました。

私が行くべき場所ではないのかもしれませんが、自分が違う話題に持っていける手腕を身に付けなければならないんでしょうね。
私たちの世代が、そういうことにしか興味がないと思われるのは誠に遺憾であるし、別の話をしたい若い人もいるかもしれない。せっかく交流できるのに、その話題ばかりでは時間がもったいないなと感じていました。個人的な意見ですが。

途中で、隣席の学生さんと、彼の研究分野についての話を2人でしていました。とても熱心に話してくれて、今度彼の作品を見に行く約束もしました。彼がどう感じたかはわかりませんが、私はこういう話がしたいんだなと、実感したわけです。

その人が夢中になっているもの、取り組んでいること、気になっていることなど恋愛以外でも話したい話題はいくらでもあるのではないかと思います。人が夢中になっていること、趣味などの話を聞くのは楽しいんですよね。
私が知っている分野はもちろん楽しいし、知らない世界の話を熱心にしてくれるのも好きです。

恋愛ってスパイスではあるけど、人生の主軸になる部分ではないので、特に男性はそんな話ばかりしたくはないのではないでしょうか。
仲良い女子だけで集まれば、恋愛話になるのはよくあるし楽しいですけど、その感覚でいると良くないかなとちょっと思うわけです。

今度参加することがあれば、私より歳上のお姉さまに負けずに(笑)、別の話題を振ってみようと思います。
これが難しいんだよなあ、と。私は声がデカいタイプじゃないし、、ジワジワと隣席から攻めていくとしますか。

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