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「♡」で武装する

こんにちは、こんばんは、おはようございます。

何かしら書きたい、と思いながら
せっかくだから身のあることを書こう、と思っていたら
数週間経ってしまいました。 

今日は、好きなものを身に着けよう、というお話です。


アクセサリーショップの店員さんはキラキラしていた


先日、百貨店のアクセサリーショップをいくつか見て回る機会がありました。
きらびやかな雰囲気にガッチガチに緊張していた私を見かねて、
可愛らしい雰囲気の店員さんが積極的に声をかけてくださりました。


店員さん:「今は色の入ったストーンも人気なんですよー。好きなお色とかありますか?」
月:「そうですねー……」

ガーネットやらオパールやら、カラフルなストーンを横目にふと手元を見ると、そこには私の好きな色が。

月:「赤ですかね」

そう言いながら、店員さんに手の甲を見せました。
指先には、少しくすんだ赤いネイル。

店員さん:「ああ!それでしたらこのストーンがぴったりですよー!」

そう言いながら、深い赤色のストーンが真ん中に鎮座した、ゴールドのリングを出してくれて。

店員さん:「やっぱり、自分の好きな色とか、お気に入りのものが視界に入るとテンション上がりますよね」

丸い眼鏡の向こうで、やわらかく目を細める店員さん。
この言葉には、とても腑に落ちるものがありました。


好きなものに囲まれる暮らし


私の職場には、服装や身だしなみに関する規程がありました。
こういう服はダメ、髪色はこの程度、ピアス禁止、などなど。

働いている間はもちろん守っていましたが、
今は休職中なので自由な服装で毎日過ごしています。

Tシャツ、デニム、サンダル。
赤いネイル、大ぶりなイヤリング。

好きなファッションで、好きなメイクで過ごせる。

好きなものがすぐ視界に入る、って本当に気分が上がります。


「♡」で武装する


店員さんとお話した日以降、自分の好きなものは毎日身につけよう、と
奥にしまっていたお気に入りを引っ張り出したり、何となく捨てられなかった服を処分したりしました。

家族や上司や恋人のためではなく、
自分で自分に日々「いいね(♡)」を上げられるように。


私は今日も、お気に入りに囲まれて過ごすのでした。

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