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写真について

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ムーニー劇場第五幕
@神保町画廊
2020年1月17日(金)~26日(日)
「ムーニーパラダイス」

ムーニー劇場なりの、「写真について気を付けていること」をお伝えしてみましょう!
けっして、「良い」「悪い」では、ないです。
あくまで、ボクが心がけているだけです。
それが「よい写真」かどうかは、人それぞれだと思います。

それに、この記事は、笑って読んでいただきたいです。
「ムーニー劇場が写真を語る笑」ぐらいの気持ちで読んでください!

■見せたいものに、ピントを合わせましょう

逆に、見せたいもののピントをボカす、という手法もあります。
それは、それで良いと思います。

しかし、ムーニー劇場では、見せたい人の、出来るだけ、「眼」にピントを合わせるようにしています。
全体の雰囲気がいいから、多少ピントがボケてて良いかというと、そんなことは、ありません。
ちゃんと眼にピントが合っていない写真は、それだけで、全体的にボンヤリしてくるものです。
ピントを越える「何か」が無い限り、人を見せたい写真で、ピンボケ写真は、やめた方が良いと思います。
何しろ、殆どのカメラに、オートフォーカス機能があるのに、何でこんなにピントがボケるの!?という写真は、やめた方が良いです。

■カメラをしっかり持ちましょう

シャッタースピードが、1/60いや、1/30以下になると、手持ちでは、手ブレします。
1/60で手ブレするようなら、筋トレした方が良いかもしれません。
しかし、生きている人、動いている人を撮りたいのに、むやみに三脚を持ち出して、人に「止まって!!」とお願いするのも、止めましょう。
しかし、たまには、ブレさせて撮るのも良いものです。
その時に、手を滑らせて、カメラを落とさないためにも、カメラをしっかり持ちましょう!

■高感度は、必要最低限にしましょう

ムーニー劇場は、ほとんどISO100です。
まれに、ISO400か、800くらいまで上げる時には、もう、仕上がりが、ドキドキしますし、ある意味いろいろ諦めています。
どうして最近のカメラが、高感度競争をしているのか、ボクはさっぱり理解できません。
きっと、みんな、屋内スポーツの写真を撮りたいのだと思います。
羽生結弦さんのスケートや、伊藤美誠選手の卓球の球を止めたいのかもしれません。
しかし、ISO400でも、ISO100で撮ったものと比較すると、がっかりすることがあまりにもたくさんあります。

■肌色がきれいに見える色にしましょう

人が「かえる」に見えたり、病気に見えたり、逆に火照り過ぎたりする写真は、止めましょう。
ホワイトバランスを合わせたから、と言って、あまりにもバカ正直に出力するのも止めましょう。
どちらかと言うと、赤と黄色に転がした方が、顔色は良くなり、撮られた人にも、喜ばれると思います。

■デジタルノイズは、出さないようにしましょう

四角いデジタルノイズはもちろん、トーンジャンプ、色飽和、等のデジタルノイズは、写真を見る人を不快にします。可能な限り、止めましょう。
アナログノイズと、デジタルノイズは、その性格が違うことを理解しましょう。
しかし、ボクも一回、データの確認ミスで、トーンジャンプした写真を展示してしまったことがあります。。。
データ入稿の展示だったのですが、確認出来たら、本当は差し替えたかった。。。
今も忘れられないし、観に来ていただいた方にも、モデルさんにも、大変申し訳ないと思っておりますし、本当に恥ずかしかった。。。涙

■そこに写っている人が、誰だかわかるようにしましょう

後ろ姿で顔が写っていない場合や、レタッチをする場合でも、せっかく撮らせていただいた人に対して、「この写真、写っているのは誰でも良かったんじゃない?」と思わせる写真は、絶対に止めましょう。
写真は、光学機械なので、人の心、内面は撮れないと考えた方が良いと思います。
しかし、ボクは、ムーニー劇場に出演頂いたみなさまに対して、「そこに写っているのは、あなたじゃなきゃダメなんだ!!」という思い、いや、思いだけではありません。実際に、その写真に写っている出演者が、写真の端っこでも、手足の一部だけでも、そこに存在感があるような写真を心がけています。
レタッチも、し過ぎてはいけません。そこに写っているのが、誰だかわからなくならないようにしましょう!

以上、ムーニー劇場の「写真について」でした!
あくまで、笑って読んでくださいね!





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