感受性の乏しい私がYOASOBIの「夜に駆ける」を考察してみた。


※考察時に不快な表現があるかと思います。全ての原因は自分の乏しい感受性が問題です。「自分の考えと違う!もっとこの作品は深いんだよ!」と思った方は自分の考えをコメントにください。私はそれを「へぇー」と思って読みます。※

※原作の小説のネタバレを含みます。ご注意ください。※


皆さん、YOASOBIさんの「夜に駆ける」聞いたことありますか?

最近よく聞きません?
私はApple Musicをとりあえず適当に流しているのですが、最近のヒットチャートなのかこの「夜に駆ける」が流れてきます。

アップテンポでキャッチーな曲で耳に残りますよね!
(↑にわか丸出し感想)


私はよくVtuberを見ているのですが、歌を投稿するVtuberさんもこぞってこの曲の歌ってみたをアップロードしてます。

それぞれみんな良いっすねぇ〜
(↑何様)


よくよくこの曲について調べてみると
小説サイトに投稿された作品を基にして曲が作られているそうです。
そもそもYOASOBIというグループは小説を音楽や映像で表現するために作られたグループだそうです。

「夜に駆ける」はmonogatary.comに投稿された『タナトスの誘惑』が原作にあたる作品らしいです。


早速、読んでみます。

あ、文字量少ない。
(↑重要)

…………………………………………

………………………………

…………………

…………

……



え、ヤバい女に侵食されて自殺しちゃった話なの???


これがヒットチャートの原作なのかぁーー。
(↑ど失礼)


もう一回曲、聞いてみよ。


あーーー、原作読んでからちゃんと聴くと、理解できた。
原作をきちんと噛み砕かれてて、その上で曲として表現出来ててすげぇ。
(↑急な語彙力低下)



ここからは自分の「タナトスの誘惑」と「夜に駆ける」の考察ですが

最初はタナトス(死の衝動を持ってる人)の女性とエロス(生の衝動を持っている人)の男性が、お互いが付き合ってる過程で男性が女性に心を喰われていって、結局最後は2人一緒に死んでしまうという話だと思っていました。

例えはあまり良くないかもですが、鬱の人と近くに居すぎると共依存状態になり健全な人も精神に異常をきたすみたいな事かと思っていました。


しかし、他の人の感想とかMVとかを見聞きしているうちに、男性は女性に憧れていたんだと思ったのです。

自分のどうしようもない淡々とした現実を過ごす日々の中で、彼女は別世界でありながら男性の目指したい理想的な存在だったのではないでしょうか。いつか男性の中でも現実に嫌気をさしてぽろっと本音を漏らした時、女性と同じ所を目指していたんだと気づくのです。今まで男性から女性に手を差し伸べていたのに対して、最後は女性から男性に手を差し伸ばしているのが、目指すところの入れ替わりを示しているのかなと思いました。


そう解釈すると、自分の中でも覚えがあります。

今私はVtuberにハマっているが、それもまた自分の現実からの逃避であり、彼彼女たちは自分にとっての理想の存在なのです。

Vtuberに限らず、自分の当たり前を持っていないモノや人に魅力を感じるのはあると思います。


原作「タナトスの誘惑」をはじめYOASOBIの「夜に駆ける」は自分の凝り固まった現実を打破することを表しているのかなーと自分なりに理解しました。


皆さん、「夜に駆ける」聞いてみて何を感じましたか?
是非みなさんの感想も聞いてみたいです。

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