セルフコーチング入門


自分とは異なる立場から質問するもう一人の自分をイメージする

コーチのジョブは答えを与えるのではなく、質問を考える役目

セルフコーチングではいい質問をして自分から答えを引き出す

「未来志向の行動につながる建設的な質問が効果的」

過去に思い悩むのは無駄
「起こったという出来事だけ受け止めるべき」


残念な事象が発生した際は人とことに分けて考える

人の質問
・どうしてこんな事態を引き起こしてしまったのだろう
・なんで今期の目標を達成できなかったんだろう

事の質問
・こういう事態が発生した原因をリストアップしてみよう
・今期の目標は達成されなかったけどその理由を3つ上げてみよう

一般的に役に立つ前向きな質問
・何ができる?
・何が使える?
・どうしたい
・どうなればいい
・どこから手を付ける
・いつやる
・どんなふうにやる
・他に?

コーチングの基本は「信、認、任」

セルフコーチングは目標が高くなりやすくもしくは低くなりやすい
対処法としては手頃な目標を設定するため
決めた目標を何回か声に出してその響きを聴く


セルフコーチングの際には
質問に答えながら答えが浮かんだ時の自分自身の心の動きを感じる。
セルフコーチングで用いられる質問の中には汎用性が高いユニバーサルクエスチョンず(UQ)と
特定の状況しか当てはならないスペシャルクエスチョンズ(SQ)がある。

UQのリスト
・実現したいことは?
・自分のやりたいことをはっきりさせると?
・それが実現したらどんな状況になりますか?
・過去からリソースを探してみましょう
・これまでに一番うまくいった方法は?
・その体験から何を学んだのですか?
・前向きに捉えると?
・自分の特徴、強みを見つめ直してみましょう
・強みを10個リストアップしてみましょう
・他の人からはなんと言われますか?
・目標を設定しましょう
・その目標は実現可能ですか?
・具体的にいうと?
・今、何ができますか
・選択肢を増やしましょう
・できることを3つあげると?
・まだ試した事のない方法は?
・他には?
・そこから行動に移しますか?
・いつやりますか?
・実際にやってみてどんなことを感じましたか?
・次回はどうしますか?

上記を自分の言葉に言い換えて質問してみる。

思考の罠5種と抜け出す方法
①なぜなぜ回路
自分に対してや状況に対してなぜをという問いを発すると大体暗い気持ちになる。
受け入れるのは難しいかもしれないが「今はこうゆう状態なのだ」と冷静に受け止め状況を客観的に分析しプラス材料を探していく方が建設的

②ぐちぐち回路
他人のぐちを言うのにハマった時は「今、自分にできることを探す」のが脱出のきっかけ

③心肺回路
ある程度先が見えず不可実性が伴うことは仕方ないと諦めることが大切
諦めるが消極的に思える際は「諦観を持つ」「達観する」と言い換える

④臆測回路
他人の心の中はわからない。憶測で不安になるのではなく
いったんその際は立ち止まり「事実」と「推測していること」を峻別して考える。

⑤散漫回路
意識が色々と飛ぶ際は「セルフコーチングセルフコーチング」と呟き質問を自分にはっし考える

セルフコーチング力を高めるにはコーチを雇うのが実は手取り早い

コーチングの基本的な進め方
GROWモデル
Goal 目標の明確化
Reality現状の把握
Resource資源の発見
Options選択肢の創造
Will意思の確認、計画の策定

セルフコーチングにより有効なフレームワーク
WISDOM

Will 志を立てる
Image 成功のイメージを描く
Source エネルギー源を探す
Drive Map 成功までの地図を描く
Operation 行動に移す
Maintenance 習慣化への努力

①Will 志を立てる
最初に考え抜く

「目標をなんとしても達成したい」「成果を絶対に手に入れたい」という心理状態へ変化させるためには
①達成することであなた自身はどんな意味を見出しているか
②達成することは周りの人々にとってどんな意味があるのか
③達成することは社会にとってどんな意味・価値があるのですか

上記質問をした際に自分の心の声を聞き届ける。
心の底から「よし!やるぞ!」という想いが湧いてくるかどうか腹落ちするまで考える。
直感を含む全身の感覚器官が目標に対してイエス!という気持ちになっているかを確認する。

セルフコーチングの第一ステップは志を立てること。
全身全霊をかけて「よし!この目標を達成したい」と心から思える状態を作ること。


②Image成功のイメージを描く
具体性が実現の鍵

効果的に成功イメージを持つために
鮮明な成功イメージを描く際に達成したい目標のレベルをちょうど良い水準に確定することと周辺にも意識を向けること。

応援してくれる人にビジョンを話す
日頃から夢を語り分かち合う仲間を持つことが大事

③Source エネルギー源を探す
最後までやり遂げるパワーの源を探す
過去の自分を振り返り達成できたことうまくいったことを思い起こし自分の内側にある強みを再認識する。

過去の体験からなぜそれができたのかを言語化し認識する


それを未来に応用する。

④Drive map成功までの地図を描く
無理なく継続できる計画を立てる

⑤Operation 行動に移す
最初の一歩が踏み出せない理由
①いつやるかを決めていない
②踏み出し方がわかっているようでわかっていない
③勇気が出せない

①は何かをするために何かをしない決断をする必要がある
②は行動計画の細部を詰める
いつ、どこで、何を、どのようにするのか?を鮮明にイメージすれば最初の一歩は踏み出しやすい
③に関して
1つの方法は最悪の事態を想定する
もう一つは第一のステップに戻り自分の心の中に本当にやりたい、達成したい気持ちを再確認する。

⑥Maintenance 習慣化への努力
1目標を確認する仕掛け
古典的なもので言えば紙に書いて貼り出す
ゴールイメージを見える化する

2心理的なサポート
応援してくれる人やライバルを作る
通過目標達成の際に自分へのインセンティブを用意する


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