あの頃の図書室、世紀末のサブカル

なかなか歴史的な節目の辺りを青春時代として過ごしたのかな、
という年代です。
1999年なんて16歳だったよ・・・。

中学の頃は、まだセーラームーンすらやっていました。
あのエヴァンゲリオンが大ブームであり・・・ワンピースやハンターハンターが連載開始したり。るろうに剣心の薫が不評すぎて、一度死んだ時にやった死んだと図書室の常連たちがつかの間喜んだものの、やはりヒロインは死んでないって言う笑い話です。

図書室にいて、先輩たちと話をしている時だけが、私が私だったようなあの頃。
中学二年からは塾に通い、そこでできた他の中学の友達に物凄い楽しませて貰いました。
頭も良く、小説が書ける彼女は、なんと私の為に小説を書き下ろしてくれたりすらしたのです。
本編の番外編を。
ちなみに本編を私が図書室で広めました。
漫画好きの集まる図書室、その小説を読んだ子たちが、イラストをつけたりしてくれて、本当に面白かった!
この楽しさから、私は編集者になりたいと思っていました。
中二になってようやく教室にも友達ができたような私でしたが、一番一緒にいて楽しいのはこの他の中学に出来た友達でした。
良く長電話してました。
今のLINEアプリなんて、電話ただという夢のようなツールですけどこの頃は普通に家電。
毎週のように長い手紙も書いていたなぁ。
レターセットをそろえるのが好きでした。

この友達もそうだけど、私は、教室という同じ空間内にいる人たちと、上手く関係を築けないと感じていました。
一番、築くべき所で。
塾とか、図書室とか、非日常空間とでもいうべきところではイキイキできているのにね。
なんと言うか、私って、まさに物語の主人公にいそうな、炎の転校生タイプって言うか。
異邦人なのです、要するに。
異邦人だからこそ、一緒にいて楽しい人であるという感じもあったのかな。
不思議です。
そのこじらせ具合は今でもあり。
でも今は、異邦人的に活躍出来るコミュニティもないなぁ。
このnoteをきっかけに話しかけてくれる人も何人か出てきたという嬉しい出来事がありますが、そんな風にコミュニティが広がって行ってくれたら、嬉しいな。


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