NZ🇳🇿ニュージーランドで出会ったkiwi達

1月20日にニュージーランドについて、今日で一週間。
毎日が新鮮で充実していて、もう3週間はいる気分。
この一週間で、沢山の出会いがあった。
ニュージーランドの人々(こっちではkiwiと呼ばれている)は、とっても人懐こくて、おしゃべりなので、あっという間に仲良くなれる。
欧米ほどオープンでもないし、シャイの人が多いけれど、明るくて、優しくて、誰かを助けるために率先して行動できる人たち。そんなkiwiとの出会いをこの一週間分、振り返りたいと思う。

飛行機の中で出会ったKarren

日本から約11時間、飛行機に乗ってAucklandにたどり着いたのは1月20日の朝。Aucklandはニュージーランドで一番の大都市で、北島に位置している都市。
ここに無事に辿り着けただけでも大きな達成感。しかし私は南島のクライシストチャーチまで行かなければならなかったので、時差ぼけで眠い目を擦りながらそのまま国内線へと乗り継ぐ必要があった。

余談だが、オークランド空港はとても広い。
国際線と国内線でターミナルが違うので、入国後バスに乗って国内線ターミナルへ移動しなければならない。

乗っていた飛行機の到着が、３０分以上も遅れたこともあって(そんなこと普通にある？)、乗り継ぎまでの時間はたった45分しかなかった。
大きいスーツケースを二つもゴロゴロ転がしてやっとバス停らしきところへたどり着いたものの、なかなかDomestic Terminal(国内線)行きのバスが来ない。10分間隔で来ると聞いていたのに、15分は来てない。
私より先に待っていたおじちゃんに聞くと、ここのバスであっているよ、と言う。ただ、いつ来るかわからないよ、と笑いながら言われた！笑

いや困るんですけど！笑
乗り継ぎまであと15分しかないし、荷物預けたり、チェックインの時間を考えたら、もう無理かも。と思った。そのとき、後ろにいたお姉さんが、「もし今回の便に乗れなくても、次があるから大丈夫だよ」と言ってくれた。
ゆるすぎる〜！！笑　そうだよね、なんとかなるよね。
むしろ、絶対にオンタイムで動く日本て本当にすごいんだね、って心から思いました。
結局そのあと、乗る予定のクライシストチャーチ行きの出発が30分遅れて何んとか間に合うことができた。いや〜本当にハラハラした。

そんなクライシストチャーチ行きの飛行機で出会ったのは、隣の席に座ったKiwiの女性、Karrenでした。
「どこ行くの？」「何をするの？」日本から来たことや、これからする予定のことを話すと、彼女もたくさんのことを教えてくれた。

ニュージーランドでオアマルと言う場所に行くと野生のペンギンが見れることや、栄養士として学校で栄養学を教えているということ、
先日初めてUBERタクシーを使ってみたよと言う感想や、
ワーホリ滞在者にありがたい、「Work away」というサービスについて。(これは本当に聞けてよかった)など、いろんな情報を教えてくれた。

クライシストチャーチで私は一泊し、次の日すぐに移動予定だったのと、とっても疲れていたので、観光することは特に考えてなかったが、そのことについて話すと、
「街に行ってきなさい」「寝ることは日本でもできるでしょ？若いうちになんでもやっておきなさい」と優しく行ってくれた。
ちなみにクライシストチャーチでは、空港から街までが遠いので、バスかタクシーを使う必要がある。
それが不安だと話すと、
「今はUBERタクシーがあるでしょ(ウインク)。私もこないだ初めて使ったんだから、いける！」
と背中を押してくれた。

そんなこんなであっという間に1時間半のフライトが終わり、連絡先を交換して別れた。別れ際に、「あなたに言わなきゃいけないことがあるの」と言われ、何？と聞くと、
「I don`t like Green Tea（私は緑茶が苦手なの）」と言ったので、本当に面白かった。
彼女はクライシストチャーチ近くの街に住んでいて、今度こっちにきたら連絡してね、とも言ってくれた。とても良い出会いだった。

私は、彼女のアドバイス通り、初めてUberタクシーを使って街へ散歩に出かけた。街も公園も美しくて、何より集まっている人々が楽しそうで、本当に行っておいてよかったと思った。

ホテルに帰って、無事に街まで行けたことと、Uberタクシーの便利さに驚いたこと、感謝の気持ちをKarrenに連絡して、一瞬で眠りに落ちた。
彼女のおかげで不安の気持ちが一気に晴れて、前向きな気持ちになることができた。本当に感謝している。

ホテルまで車で送ってくれたお兄さん

名前を聞き忘れて別れてしまったが、彼には本当に感謝している。
クライシストチャーチ空港についてからホテルまで、徒歩8分と公式サイトに書いてあったので、私は随分重い荷物を持って歩いて向かうことにした。(これが失敗だった！)

なにせ遠い。本当に遠い。
これはニュージーランドあるあるだと後で気づいたのだが、
kiwi達の徒歩○分は、本当にあてにならない笑

めちゃくちゃ遠いし、おそらく倍の時間がかかる。
これには考えられる理由が二つあって、1つ目はこっちの人は歩くのが得意なこと。徒歩で歩ける範囲が広いんだな、と本当に感じさせられる。
ホストファミリーとウォーキングをした時、「そんなに遠くには行かないよ」と言われたが、めちゃめちゃ遠くまで行ったし、結局2時間ほどウォーキングした。基本的に、彼らの徒歩の感覚はバグっている。笑
そして二つ目、ほとんど移動手段が、車か自転車なこと。
まず、空港から歩いている人なんて見かけないし、ほとんどの人が車か自転車(ガチなやつ)と、レンタル自動キックボードを使って移動している。
だから実際に徒歩でかかる時間なんて、考えれないんだろうな、と思っている。私が考える理由はこの二つ。

そして私は空港からホテルまで永遠に続く道を、常夏の陽射しの中で汗だくになりながら歩いていた。
その時、声をかけてくれたお兄さんに感謝したい。
「君、大丈夫？」
「めっちゃ荷物持っているけど、よければその場所まで送るよ」
エドシーランに似たお兄さんで、「messyだな車だけど、ごめんね」と言って車を片付け始め、荷物を車に乗せてくれて、ホテルまで送ってくれた。
なんて優しいの。

あたりに歩いている人は一人もいなかったし、大きい荷物をひきづりながら歩くアジア人がよほど心配になったのだろう、私が怪しい人間かもしれないのに、本気で心配そうに声をかけてくれた。
本当に、こっちの人は困った人を助ける精神が素晴らしい。

乗せてくれたお礼に、日本から持ってきたアルフォートを渡すと、
これは自分のためにとっておきな、と言う。
カレンもそうだったが、kiwiは少し日本っぽい人間性があると思う。
君のために使いな、僕は大丈夫だから。
と優しく言ってくれた。

でも本当に感謝しているので、苦手じゃなければ受け取って欲しいことを伝えると、笑いながら受け取ってくれた。「僕はマサっていう日本人と住んでいるから、そいつにも伝えておくよ。」と言っていた。

今度マサさんという人に偶然会えたら、その彼の名前も聞いておきたいと思う。

陽気なカーディーラー、Devin

クライシストチャーチで一泊し、次の日はまた飛行機でネルソンという街に飛んだ。ネルソンには、１ヶ月滞在する。

その飛行機の中でも、隣の席に座った男性、Devinと仲良くなった。
kiwiは本当によく喋る。よく喋るし、来たばかりの日本人を助けようと、色々な情報を教えてくれる。
Devinはカーディーラーで、今からネルソンの近くのビーチでキャンプをしに行くと言っていた。ネルソンから行けるキャンプ場や、美しいビーチ、綺麗な川など、現地の人だから知る場所についてたくさん教えてくれた。

彼もまた、連絡先をくれて、今度クライシストチャーチにきたら、ここに電話してね、連絡を取り合おう、と言ってくれた。
彼はネルソンがどれだけいい街かを教えてくれて、到着してからも色々と教えてくれた。彼のいう通り、ネルソンに降り立った瞬間ここにきてよかった、と思った。

ニュージーランド到着2日目にして、
たくさんの親切な人との出会いを経験できて、本当に私はラッキーでした。

神様が出会わせてくれたようにも感じた。
特に、３人目のDevinについては、不思議。
なぜなら私は乗る直前に座席を隣が誰もいない席に変更していたので、彼が乗ってきたことにびっくりした。

そして本当に、出会えてよかった。
まだこれは２日目時点での話。
ミラクルな出会いはこれからも続きます…