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お金配りの効用(前編)

皆さんこんにちは。十文字です。
Noteを始めたころは、毎日投稿してやるぞと、意気込んでいたのですが、結局不定期になってしまいました。
反省です。

さて、今回は、「お金配りの効用」について話していきたいと思います。前編と後編になります。

効用と言っても経済学の難しい話をするわけではありません。

単純にお金を配ることによって誰が幸せになるのかを「配る側」と「配られる側」2つの側面から考えていきたいと思います。

1.そもそもお金配りとは

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 端的に言うと「ある人が不特定多数の人に現金を与えること」です。皆さんも最近よくTwitterでお金配りをしている人を見かけると思います。

Twitterの例で挙げると、、、
「フォロー&リツイートしてくれた方の中から抽選で○○万円(もしくは、モノだったり、プリペイドカード)をプレゼントします。」
みたいな感じです。

参加条件が比較的簡単(フォローやリツイート)であることや参加しただけで実際にリスクを負うことがないことなどが特徴です。
有名な人で言うと、お金配りおじさんで有名な前澤氏や元青汁王子こと三崎氏がいますね。
お二方の企画に参加して実際にお金やモノを受け取った方をよく見かけます。
何ともうらやましい限りですね(笑)

さて、先ほど、参加者側は、リスクがないと言いましたが、本当にないのでしょうか。


2.参加者のリスク
 参加者が負うかもしれないリスクは以下の通りです。

・個人情報の漏洩
・費用負担

順に説明していきます。まず「個人情報の漏洩」ですが、例を挙げましょう。

とあるDM、、、
「おめでとうございます。あなたは当選しました。つきましては、あなたの口座番号(モノなら住所など)を送ってください」

一見当選者に送られるごく普通のメッセージだと思います。しかし、実際に個人情報を送って一向に送金やモノが届かないケースがあります。さらに、後日知らない人から連絡が来たりします。この場合は高確率で、個人情報目当て間違いないでしょう。世の中には個人情報を商品として売買する人もいます。そのような人にお金配り企画を通じて利用されたわけです。当選メッセージがきたときのあの高揚感を返してほしいですね、

次に「費用負担」についてですが、これも例を挙げて説明しましょう。

とあるDM、、、
「おめでとうございます。あなたは当選しました。○○万円を送金するにあたり、○万円の手数料がかかります。つきましては、こちらの口座に送金をお願いします。送金が確認できましたら、あなた宛ての口座に振り込みます。Sagi銀行uso支店○○宛」

このケースでは、こちらが振り込んだら最後、相手方が音信不通になります。そもそも、お金配りにかかる手数料は、お金を配る人が当選者に送金する時に発生する手数料だけであり、それ以外は基本かかりません。このようなメッセージが来たらどのような手数料なのか問いただすといいでしょう。

さて、参加者のリスクについて話してきましたが、これらのリスクは排除することはできないのでしょうか。こればかりは、参加者自身が信用できるか、しっかりと注意するほかありませんが、信用できるかできないかの見分け方をいくつか紹介したいと思います。

3.信用できないお金配りの人の特徴

・日本語が不自然

・法外な手数料の要求
・参加条件以外の条件を要求
・投資話や儲け話を勧める
・使いつくされた画像
・有名人の偽物のアカウント

上記に一つでも当てはまる場合には、よく調べてから判断しましょう。また、信憑性を上げるために、数人に当選したかのようなツイートをさせる手法もあるようですので、注意が必要です。

さて、今回は、お金配りの参加者のリスクについて書きました。
皆さんも騙されないように注意しましょう。

次回は、本題の「お金配りの効用」について書きます。

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