漫画「最強伝説黒沢」感想(完結作品を語る! #106)
「最強伝説黒沢」(福本伸行)
連載期間 2003年~2006年(ビッグコミックオリジナル)
昼でも夜でも、おはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
「最強伝説黒沢」を、
久しぶりにLINEマンガで読んだので感想を書きます。
単行本では全11巻です。
この作品の内容は説明しづらいんですが
hiro’流に説明すると
映画版ドラえもんの「のび太」。ただ、小学生ではなく40代のおっちゃん、という感じです。
付け加えると、不器用で小心者な独り者の肉体労働者。
つまり、
ダメ人間がギリギリで奮い立ち、何かを成し遂げる話、とでも言いましょうか!
ジャンルとしてはコメディです。
ここまでの文章を読んだ人は、
小学生ののび太ならともかく、40男の話を誰が楽しむのか!?
となっている気もしますが、これが面白いんです!
まず、
中年男の悲哀が他人事とは思えないんですね。
これは不器用で他人と上手くコミュニーケーション出来ない人なら年齢関係なく響くと思います。
そして、
ずっと我慢してきて、何をしても空回りしつづけた男が徐々に成功体験を重ねていく様は、
小学生ののび太の奮起より何倍もカタルシスがあるわけです!
イケメンや美女キャラ目当てでマンガを読まない人にはオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「最強伝説黒沢」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
hiro’
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