漫画「キャプテン翼 ライジングサン」感想（完結作品を語る! #434）
｢キャプテン翼 ライジングサン｣(高橋陽一)
連載期間 2014年～2023年（グランドジャンプ、グランドジャンプ増刊、キャプテン翼マガジン）
昼でも夜でも、おはようございます！音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶（ネットカフェ）で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「キャプテン翼 ライジングサン」は、サッカー漫画の金字塔の通常連載の最終作！
全20巻。ヤンジャン!というアプリで途中まで無料で読めます。その後はネカフェで読みました！
ライジングサンとは日本国のことです。
作中の表現でいうなら「絶対的なポジティブシンキング」そんなサッカーの申し子の翼が主人公。
翼が小学生の頃から描かれ、最終作の今作では20代前半です。
こう言うとすごいですが実際の時間では約40年かけて10歳しか歳を重ねてないので、進みはスローです。
さて内容は、
翼で言えばヨーロッパのプロチームでの一年の戦いの最終戦に勝ち、バルセロナがリーグ優勝するところから！サクッと描きます！
そして、
オリンピックはアジア予選後で、翼や日向ら海外組も合流し強化試合からの本番。
各キャラに活躍の場があって読んでいて楽しいし嬉しくなりますね！
印象的なキャラは、スペインの代表選手で神がかったプレイをするほぼ神の使いのミカエル。
海外激闘編の時ほど人間離れはしてませんが、まぁちょっとアレです！(笑)
日本戦だけでなく、このマンガでの有名選手が多く登場するドイツ対ブラジル戦なども描かれますし、日向の彼女や翼の学生時代の同級生で不良からボクサーになった男・神田のオリンピックの活躍も描かれます！
そして、決勝トーナメントへ。
ドイツ戦。
気合いが入ってるのはわかるんですが展開が非常に遅いし、ピンチはだいたい不慮の事故的な怪我だったりで見ててなんだかなーって感じです。
これじゃあいつまで経ってもワールドカップ優勝は描けないよと言いたいです。
あと、見開き2ページ使うのはダメじゃないんですけど必要でないところも多いですし、結果的に進み方が他のマンガの二分の一ですからねぇ。
さらに、ドラマチックの演出過剰というか、自然とこうなったって感じじゃない展開も多くて、んー。
そんなドイツ戦後。
神田はボクシングで金、日向小次郎の彼女のソフトも金。日本サッカーも金を獲らないとです！
色々言ってきましたが、ここで翼が神田にアドバイスをもらうという展開はイイですね～！
そして、スペイン戦。
ミカエルとの初対決もやっぱりかなり面白いですね～！
最終話はスペイン戦後半、２点差と優位に立った日本ですが、さてどうなるか？と。
ということで、
サッカー好きに、オリンピック好きに、
未完に終わったキャプテン翼の最後のちゃんとした連載作が見たい人にもオススメです！
・終わり方について（ネタバレなど気にする人は読後に確認してください）
ミカエルのプレイはさらに冴え渡り、他の選手が翻弄される中、翼と対決！
「ボールはおれのトモダチだから」と意気込む翼とぶつかったサッカーボールが空高く舞い…。
キャプテン翼ライジングサン…未完で終幕です！
高橋先生は19歳でデビューし44年なんですね。
本当にお疲れ様です！とありがとうございます！なんですが、キャプ翼は完全な終わりではないんです。
ネーム状態の「キャプテン翼ライジングサン FINALS」のWEB連載が2024年夏より本格始動しています！
数話を読んだ感じは案外問題なく読める、です！
続きが気になる方はヤンジャン!で読んでみてください！
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「キャプテン翼 ライジングサン」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
※「無料で読めます」などは私が読んだ時点の話です。そして、「無料」といってもCMなどを見てポイントを貯めてそれを使う必要があったりもします。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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