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今更?映画「インセプション」の感想

映画検定も持っているミュージシャンhiro’の、ちょっとぶりの映画感想ブログへようこそ。
動画化の為に映画を見て、そして、こうして感想を書いている。
今回は(10年以上前の映画だし)ネタバレとか気にせずいく。

劇場公開時には見ていなくて、ブルーレイディスクを買って2回くらい見て、今回は多分3回目。

とはいっても前回からかなり空いているので、新鮮さもけっこうあったし、
3回見たから深く理解出来た部分もあるので、最低2回は見たほうがいい映画だと思った。


・映画の内容
個人的に書くとこんな感じ↓

他人の夢の中に入って、秘密などを手に入れてくる仕事をしているのが
レオナルド・ディカプリオ演じる主人公コブ。
彼は自分のせい?で自殺してしまった妻に対し、
大きな罪悪感を抱えたまま、折り合いをつけられずにいる。
そんな中、妻殺しの汚名を晴らし、子供達と会えるチャンスがやってくる。
コブは、仲間を集め、無謀とも言える大仕事に挑戦するが…。


・夢の階層と時の流れ
この映画では、脳が活性化するとかなんとかで
夢の中での10分は現実では1分とかそういう設定があり、そこが肝。
さらに、夢の中で見る夢、と階層があり、
深い階層にいくほど時間も倍々に増えていく。

第一階層が「やばい」となり、10秒後には目覚めてしまうとしても
第二階層では、あと何分かあり、それまでにミッションを…
さらに、第三階層では…
と多層構造と時間の進み具合のズレ?が面白いし、気持ちいい!


・好きな場面
夢の中の世界を創っていく場面が映像的にもとてもドキドキした!
見たことない人には是非見てほしい場面。


・役者陣
日本人役を渡辺謙が演じていて、役者力と役自体の魅力もあってイイ感じだった。
あと他のキャラクターも「なんだかな~」って人がいないのもよかった。


・失った愛の物語
コブは、子供の事もそれなりに愛しているんだろうけど、
この映画は、亡くなった妻への愛の物語だと思う。
夢の中に過去の妻は何度も出てくるけど、それは当然コブがつくりだしたもの。
そんな過去の妻と対話して、つまり自分と深く長く向き合うことで最終的に
心に折り合いをつけるのだ。


・終わり方
99%ハッピーエンドなんだけど、1%もしかして?と思わせる終わり方もよかった。

オススメ!

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